出版社内容情報
信玄・謙信・勘助を池波、新田、清張らが描く。
池波正太郎、井上靖、松本清張、新田次郎、檀一雄ら豪華執筆陣が、川中島の決戦とそこに生きた男達の姿を描いた時代小説アンソロジー。
甲斐の武田信玄と、越後の上杉謙信が、北信濃の覇権をめぐり、信濃の国は川中島で激突。大きな戦いだけでも、その数、五回。結局、勝敗を決するにはいたらなかった。本書は、その川中島の戦いと、その主人公である武田信玄と上杉謙信、戦いのなか命を落とした山本勘助など、合戦をめぐる男たちの姿を描いた短編小説を六篇収録した。
▼「武田信玄」「上杉謙信」を檀一雄が、勘助を主人公にした「まぼろしの軍師」を新田次郎が、合戦を分析した「川中島の戦」を松本清張が、鳥居強右衛門を主人公にした「炎の武士」を池波正太郎が、武田氏滅亡の地を舞
●武田信玄(檀 一雄)
●上杉謙信(檀 一雄)
●まぼろしの軍師(新田次郎)
●川中島の戦(松本清張)
●炎の武士(池波正太郎)
●天目山の雲(井上 靖)
内容説明
甲斐の武田信玄と、越後の上杉謙信が、北信濃の争奪をめぐり、信濃の国は川中島で激突。大きな戦いだけでも、その数、五度に達したが、勝敗を決するまでにはいたらなかった。本書は、川中島の戦いと、その主人公である信玄、謙信、戦いのなか命を落とした勘助など、合戦をめぐる男たちを描いた短編小説を六篇収録。池波正太郎はじめ井上靖など、名手の文章が冴え渡る一冊。
著者等紹介
縄田一男[ナワタカズオ]
1958年、東京生まれ。文芸評論家、大衆文学研究会会員、日本近代文学会会員。専修大学大学院文学研究科博士課程修了。95年『捕物帳の系譜』で大衆文学研究賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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