PHP文庫
日本の城・封印されたミステリー―ガイドブックが書かない「秘められた歴史」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 325p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569667478
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0120

出版社内容情報

日本各地の城に残された謎の逸話を一挙紹介!

恨みの井戸の怪、人柱・化け猫伝説、開かずの間の謎など、日本各地の城に残された不思議な伝説やエピソードを一堂に集めた歴史読み物。

外敵への備えとして、あるいは領主の威厳を示すものとして、中世から近世にかけて日本国中に建設された城。武士が権力の中枢にあった時代には、まさに動乱の歴史を象徴する建造物であり、城跡めぐりを趣味とするファンも数多い。

▼しかし、城をとりまく歴史物語には、現代人の視点からは荒唐無稽と思われるような不思議な逸話もまた無数に残されている。怨みの井戸・化け猫伝説・開かずの間、そして落城悲話や人柱伝説に至るまで、城というスポットにそのような伝承が語り継がれるのはなぜなのか。そこに込められた過去から現在へのメッセージとは……。

▼本書では、北海道から鹿児島までの55の城にスポットをあて、ガイドブックや歴史書が取り上げないようなエピソードを集めて、物語ふうの脚色を加えながら紹介してみた。読み物として楽しみながら、それぞれの逸話が伝えられた背景、当時の人たちの思いを感じ取っていただければ幸いである。

▼文庫書き下ろし。

●1章 北の旧跡を訪ねる 
●2章 関東の歴史を探る 
●3章 北陸と中部の要衝を歩く 
●4章 近畿の名城を調べる 
●5章 中国・四国の栄枯盛衰をしのぶ 
●6章 九州の城を巡る

内容説明

日本各地に残る城や城跡には、「歴史」と呼ぶにはあまりに謎めいた伝説・逸話が数多く残されている。怨みの井戸・化け猫伝説・開かずの間、そして落城秘話や人柱伝説における悲しい物語…。本書は、言い伝えられてきた不思議な話にスポットをあて、読み物タッチで紹介した一冊。北海道から鹿児島まで、各々の城をめぐる怪異談を一気に集めた“読んで楽しむミステリー紀行”。

目次

1章 北の旧跡を訪ねる
2章 関東の歴史を探る
3章 北陸と中部の要衝を歩く
4章 近畿の名城を調べる
5章 中国・四国の栄枯盛衰をしのぶ
6章 九州の城を巡る

著者等紹介

平川陽一[ヒラカワヨウイチ]
1946年、東京生まれ。早稲田大学文学部仏文学科卒。光文社カッパ・ブックス編集部を経て、現在、(株)幸運社代表。主に歴史ミステリーの分野で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

27
城に関わる伝説を集めています。城は戦いや権力闘争のあった場所である場合が多いのでこのような話が多いのも納得できます。2023/01/02

maito/まいと

4
歴史好きならちょっとかじっておいてもいいかもしれない、城にまつわるミステリーエピソードをまとめた一冊。といっても、ものすごく怖い話というわけでもなく、地元の方なら知っているであろう伝承がほとんど。なかには埋蔵金話も収録されていたけど、これって結局実在するのだろうか?2012/05/24

まめの助

3
★★★☆☆お城の言い伝えやエピソードを地方ごとに紹介した本。お城が政の中心だけあって、どす黒さ渦巻き、悲しい伝承が多かった。その無念が城址に残るのも当然だ。2021/06/16

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