PHP文庫<br> 目からウロコの近現代史

電子版価格
¥630
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

PHP文庫
目からウロコの近現代史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569666563
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0121

出版社内容情報

劇的な日本の近現代史をエピソードから学ぶ。

大正時代に首都が移転されそうになった?――日本史のなかでも複雑な近現代史を、意外な謎やエピソードを盛り込んで面白く解き明かす。

これほど日本の歴史が劇的であった時代は他にない!

▼本書は、西南戦争から太平洋戦争後の高度経済成長期まで、日本史の中でも複雑で分かりにくいとされる近現代史を、謎や新説・意外なエピソードを盛り込んで面白く解説していく。

▼例えば、大正時代に日本の首都が移転されそうになった事実をご存知だろうか? 関東大震災で東京が壊滅してしまい、この機会に首都を移そうという議論が活発になったのだ。その候補地として兵庫県の加古川台地が挙げられたが、もし首都が移転されていたら、やはり阪神・淡路大震災の影響を受けていただろう。

▼他にも、「日の丸は最初、江戸幕府の国旗だった?」「板垣退助が自由は死せずと叫んだのは本当?」「コレラの流行で日本全国が大パニックに?」など、目からウロコの情報が満載!

▼近現代史こそ、実は日本史のメインディッシュ。今まで食わず嫌いだった人でも美味しく食べられるよう、“新鮮な驚き”で味付けしています。

●第一章 近代国家への第一歩【明治時代前期】 
●第二章 暗黒時代の足音【明治時代後期】 
●第三章 自由への渇望【大正時代】 
●第四章 民主主義の胎動【昭和時代】 

内容説明

これほど日本の歴史が劇的であった時代は他にない!―本書は、日本史のなかでも特に複雑で分かりにくいとされる近現代史を、謎や新説、意外なエピソードを盛り込んで面白く解説していく。「関東大震災で首都が移転されそうになった?」「板垣退助が“自由は死せず”と言ったのは本当?」「なぜ第一次大戦で日本に成金が生まれたのか?」など、教科書では教えない“目からウロコ”の情報が満載。

目次

第1章 近代国家への第一歩「明治時代前期」(西南戦争の発端―なぜ西郷隆盛は明治十年まで反乱を待ったのか;西南戦争の経過と結果―西南戦争は、どのように戦われていったのか ほか)
第2章 暗黒時代の足音「明治時代後期」(日清戦争開戦―強引に日清戦争が開始された事情とは?;女性たちの労働生活―産業革命の成功には、女性たちの過酷な労働があった? ほか)
第3章 自由への渇望「大正時代」(門閥政治の実態―大正政変とはどのような事件だったのか;大戦景気の中の日本―なぜ第一次世界大戦が日本で成金を生んだのだろう ほか)
第4章 民主主義の胎動「昭和時代」(農村大不況下の悲劇―なぜ農村の娘たちは身売りされてしまったのか;満州事変の発端―なぜ関東軍は暴走して満州事変を勃発させたのか ほか)

著者等紹介

河合敦[カワイアツシ]
1965年、東京都生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了(日本史専攻)。現在、現役教師として日本史を教えるかたわら、執筆活動をおこなう。第17回郷土史研究賞優秀賞、第6回NTTトーク大賞優秀賞を受賞。NHK文化センター講師をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

21
極めてオーソドックスな内容ですので、題名の目からウロコではありません。またQアンドAになっていない部分もあります。しかし簡潔にまとめられていますので概要を知るのにいい本だと思いました。2024/10/22

tella7350

4
「はじめに」で作者が書いているように、日本史は明治以降を学んだ記憶がない。そんな私でもそれなりに分かりやすく、それぞれの時代の流れがつかめるように書かれている。(政治政党系の話はやっぱり難しいけど。)何より、近現代史にありがちな歴史解釈のスタンスが、極端でないのがよい。2014/12/28

うここ

0
後2〜3回読もう。2015/04/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/300777
  • ご注意事項

最近チェックした商品