出版社内容情報
誰もわかってくれない、と落ち込む前に読む本。
なんでも、そのうち、大丈夫だよ――単調な毎日、複雑な人間関係、愛の行方など、悩んで「何か」をつかむためのアドバイス・エッセイ。
今さら、「くよくよしない人」や「人のことを気にしない人」になるのは難しい。それならば、悩んで、気づいて、強くなろう。人生って、そういうふうにできている。
▼本書は、誰もわかってくれない、と落ち込む前に読んでほしい、友達みたいなエッセイ集。やるせなさや不安、悲しい気持ち……などの悩みをつき抜けるヒントが見つかります。
▼子供のときは「がんばって」食べたけど、相変わらず苦手な人参。大人になったから、もう「がんばらなくていい」よね。悩みだって同じ。前向きに!が苦手だったら、振り返っていい。失敗してオロオロ、人との摩擦にイライラ、考えすぎてクヨクヨと、右往左往したからこそつかめる「何か」がきっとあるから――著者自身の経験を、温かく率直な言葉でつむいだ27話には、不器用なあなたの心をやさしくほぐし、元気づけるアドバイスがいっぱい。
▼文庫化にあたり「前向きに生きるために、今ひとたび後ろを向く」を新たに収録。
●第1章 変わらない毎日を抜け出して
●第2章 「なんとかしよう」をやめてみる
●第3章 運命の掘り当てかた
●第4章 そろそろ本音で
●第5章 悩むのは悪いことではない
内容説明
子供のときは「がんばって」食べたけれど、人参は苦手。大人になったんだから、もう「がんばらなくても」いいじゃない。悩みだって、同じこと。前向きに!が苦手だったら振り返ろう。失敗してオロオロ、人との摩擦にイライラ、考えすぎてクヨクヨ…悩んだからこそつかめる「何か」が、きっとあるから。誰もわかってくれない―不器用なあなたの心をやさしくほぐす、アドバイス・エッセイ。
目次
第1章 変わらない毎日を抜け出して(小さな事件を探しにいこう;きらわれたって、いいじゃない ほか)
第2章 「なんとかしよう」をやめてみる(悲しみと友だちになる方法;あふれる思いは手紙に託そう ほか)
第3章 運命の掘り当てかた(失敗したからわかること;永遠の不幸なんてない! ほか)
第4章 そろそろ本音で(「好き」な気持ちにはかなわない;人はうらやましいけれど ほか)
第5章 悩むのは悪いことではない(私を救う答えはどこにある?;悩むのは悪いことではない ほか)
著者等紹介
有吉玉青[アリヨシタマオ]
作家。1963年、東京生まれ。早稲田大学哲学科、東京大学美学藝術学科卒。母である作家・佐和子との日々を綴った『身がわり』(新潮社)により、1990年、第5回坪田譲治文学賞を受賞。その後、渡米しニューヨーク大学大学院演劇学科を修了して帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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