PHP文庫<br> 日野原重明の生き方哲学―よく生き、よく老い、よく病み、よく死ぬ

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日野原重明の生き方哲学―よく生き、よく老い、よく病み、よく死ぬ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 233p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569666174
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0110

出版社内容情報

今日を精一杯生きることが、豊かな老いへの道。

「ありたい自分の姿」を発見すれば、今日の生き方を深めることができる! 人生の最後の一瞬まで、志高く、シンプルに生ききる実践哲学。

人間は老いと死に向かって歩いていく。その不安の中で、できるだけ老化を抑制するよう自らも努力し、医師にも手伝ってもらう。そして、死に向かって生きる歩みの中に生き方を考え、「ありたい自分の姿」を発見するという生き方をしたい……。そう著者は提唱する

▼現在94歳になる著者は、59歳の時に赤軍派による日航機「よど号」のハイジャック事件に遭遇し、4日後に無事生還した。それを契機に、自身の人生哲学を築き始めた、と言う。その一端として、「今日を精いっぱい大切に生きることが、死をどう生きるか、死への挑戦になる」「老いても開発できる新しい自己がある」等々、半世紀以上、内科医として人の命に寄り添ってきた体験から学び取った人生哲学。そして、人から示された生き方や老い方、病み方や死に方の極意が、本書にまとめられている。人間として最期までイキイキと生きる上での大切な知恵を、温かな眼差しで書いた実践哲学書。

●生きること、死ぬこと 
●老いること 
●癒されて生きること 

内容説明

人間は老いと死に向かって歩いていく。その不安の中でも、できるだけ老化を抑制するよう自らも努力し、医師にも手伝ってもらう。そして、死に向かって生きる歩みの中に生き方を考え、「ありたい自分の姿」を発見するという生き方をしたい、と著者は提唱する。半世紀以上、内科医として人の命に寄り添ってきた94歳の現役医師のメッセージは、最後の一瞬まで、志高く、元気で生きるための実践哲学だ。

目次

生きること、死ぬこと(学ぶこと生きることそして、死ぬこと;死を知ることと、死を生きること;人生の後半を生きるということ ほか)
老いること(老いるということはどういうことか;老化への順化と挑戦;老いて生きがいある人生を送る法)
癒されて生きること(癒しの心、共感する心;老いてこそ意味ある生き方を求めて)

著者等紹介

日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
1911年、山口県に生まれる。1937年、京都帝大医学部卒業。1941年、聖路加国際病院の内科医となり、内科医長、院長、厚生省医師研修審議会会長、文部省医学視学委員、看護視学委員、国際内科学会会長、国際健診学会会長などを経て、聖路加国際病院名誉院長・同理事長、聖路加看護大学名誉学長・同理事長、(財)ライフ・プランニング・センター理事長、旭川医科大学ならびに佐賀医科大学参与。(財)笹川記念保健協力財団会長、(財)聖ルカ・ライフサイエンス研究所理事長、全日本音楽療法連盟会長。1999年、文化功労者。2005年、文化勲章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アイナ

5
よりよく生き、よりよく死ぬために何をしたらいいか、ゲーテやシェイクスピアの言葉を引用しながら分かりやすく教えてくれます。「定年になったら○○しよう」とよく言いますが、私の父は引退間際に病気に倒れ、「小説を書こう」「ヨーロッパに行こう」という夢を叶えることが出来ませんでした。もし私に死が迫ったら、「大切な人と過ごしたい」「美しい風景を見たい」です。夢は先延ばしせず、今も心がけています。日野原さんのように生涯現役で、最後まで身体を動かして働くことは大切ですね。病弱だけど長生きの家系の私は肝に銘じておきます。2016/08/29

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