PHP文庫<br> 首都直下地震“震度7”

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PHP文庫
首都直下地震“震度7”

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  • サイズ 文庫判/ページ数 324p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569665696
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

震度7の首都直下地震を描いた近未来ノベル。

<震度7>の直下地震が首都東京を襲った! 明日にでも起こりうる未曾有の大災害をシュミレートし警鐘を鳴らした迫真の近未来ノベル。

「東京大空襲どころじゃない。やられている範囲が桁外れだ!」 深夜の震源地を飛ぶ偵察機の搭乗員が叫んだ。眼下の火災は旋風となって急速に燃え広がり、上空では火柱が1本と化して周囲の空間を焼き尽くしている――。

▼平成XX年2月冬、東京湾北部を震源とするマグニチュード8.1<震度7強>の猛烈な地震が首都東京を直撃した。耐震性が高いとされた住宅・マンションが倒壊し、道路を塞ぐ大量の自動車事故が導火線となって、炎は際限なく広がっていく。都心では大量の帰宅困難者が発生し、脱出を試みる避難民が次々と炎に飲み込まれる。死者15万人、行方不明者10万人、死傷者の合計は100万人。今まさに時を超えて、関東大震災と同じかそれ以上の災禍が繰り返されようとしている。

▼本書は、政府の予想数字を遥かに上回る、未曾有の大震災をシュミレートした衝撃の近未来ノベル。東京はこの衝撃<インパクト>に耐えられるか!?

▼文庫書き下ろし。

●第1章 平成××年ニ月××日 
●第2章 被害拡大 
●第3章 二次災害 
●第4章 沖積低地の惨状 
●第5章 偵察機出動 
●第6章 運命の岐路 
●終章 

内容説明

「東京大空襲どころじゃない。やられている範囲が桁外れだ!」深夜の震源地を飛ぶ偵察機の搭乗員が叫んだ。眼下の火災は急速に燃え広がり、周囲の空間を焼き尽くしている―。平成××年2月、震度7強の猛烈な地震が首都東京を直撃した。今まさに時を超えて関東大震災と同じかそれ以上の災禍が繰り返されようとしている。未曾有の大震災に警鐘を鳴らす、衝撃の近未来ノベル。

著者等紹介

柘植久慶[ツゲヒサヨシ]
1942年、愛知県生まれ。1965年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。在学中より、コンゴ動乱やアルジェリア戦争に参加。1970年代初頭よりアメリカ特殊部隊に加わり、ラオス内戦に従軍する。1986年より作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

M

49
東日本大震災から8年…気が緩み始めていることを自覚。30年以内に7,80%の確率と言われている首都直下地震。独りであれば悩みも準備もしないだろうけれど…非常備品の再点検や確認事項の見直しをしよう。2019/04/08

Ted

6
'06年1月刊。近著『東京大震災2023』と大同小異の小説もどき。率直に言って小説をよく分かっていない。リアリティの無い登場人物が次々と登場しては災害に遭遇し生き残るか死ぬか、の繰り返しでワンパターン。取って付けたような名前を登場人物に付けるのも悪い癖だ。不得手な“小説”ではなくサバイバル本で本領を発揮すべきだと思うが、恥を晒すに等しいこういう稚拙な小説を敢えて書くのは、自身を「(筋肉的な)傭兵上がりのサバイバル評論家」ではなく、「(知的な)作家」として見られたい、というイメージ願望でもあるからだろうか。2012/10/20

らいしょらいしょ

3
小説、というのではないな。この人のサバイバルものをだいぶ前に読んだことがあるが、サバイバル指南ならそれはそれでいいのに小説化するもんじゃない。「!」もセリフも名前もいろいろとおかしなところだらけ。ただ、むやみに動くことは危険、備えあればこそ、地盤を知れ、忘れるなここは地震大国日本、ということ。これは忘れてはいけないこと。2019/05/21

@tetsuya

3
これは小説というより、作者の知識の羅列、それを登場人物のセリフにしただけ。前の方も書いているが、小説としては余りにも文章が稚拙で、不自然で読みにくい。登場人物の名前もイライラさせる。そもそも名前すらいらないかも。全く登場人物に感情移入もしないし、ただああなった、こうなっただけ。どの辺りが危険だと、くどいほどの説明。そのわりに緊迫感、恐怖感は表現しきれていない。サバイバル本にすれば興味深いが、小説としては最低の物語、文章じゃないでしょうか?あ〜も〜はいはい!といった感じ。非常時の備えは必要と思えただけかな。2013/04/08

kazu8823

3
内容が被害状況の羅列に終わっているようで登場人物のドラマが全くない。警鐘という意味ではいいのかもしれないが、小説としては読み応えがなかった。それに登場人物がやたら東京の地名の軟弱地盤を知っているのがおかしかった。最初に出てきた姉妹がいつでてくるのかと思っていたが最後にしか出てこなかった。2012/05/30

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