PHP文庫<br> 神の旅人―聖パウロの道を行く

電子版価格
¥550
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

PHP文庫
神の旅人―聖パウロの道を行く

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569665467
  • NDC分類 193.71
  • Cコード C0195

出版社内容情報

イエスの声を伝える聖パウロの生命をかけた旅。

イエスの声を伝えるべく2万キロの旅に生命をかけた聖パウロ。その行程を自ら辿り、旅に秘められた歴史と人間ドラマを熱く語る紀行。

古代ローマ帝国が地中海を制していた時代。イエス・キリストが教えを説き、そして十字架にかけられた。聖パウロは、このイエスの教えに深く共鳴し、ユダヤの律法を捨ててイエスへの信仰に生きることを決心する。そして、このイエスの教えを多くの人々に伝えるべく旅に出るのである。

▼聖パウロは、自らの生命をかけ、2万キロにわたるこの旅に生涯をささげる。その道を二度にわたって歩き、まとめられたのが本書である。

▼著者は述べる。「よくもこれほどの長途を苦難に耐えながら歩きとおせたものだと、私はいまさらのようにパウロの信仰の力に感嘆した」と。

▼そして、この伝道の旅こそが世界の歴史をつくるのである。聖パウロの生命をかけたこの旅こそが、キリストの教えを世界の大宗教にしたのだから。

▼本書は、「神の旅人」聖パウロの困難にみちた旅を丹念に辿り、この旅に秘められた歴史と人間ドラマを見事に描き出した、著者渾身の紀行文といえるであろう。

●ハランの荒野 
●ダマスクスへ 
●タルソの井戸 
●アンティオキアにて 
●シルピオンのふもと 
●薔薇色の都・ペトラ 
●ガラテヤ人への手紙 
●トロアスの声 
●アテネへ向かって 
●アレースの丘 
●コリントにて 
●劇場・エペソ 
●魂の果て 
●カイザリヤの波音 
●運命の都 
●シオンの砦 
●道はローマへ通ず 
●ふたたびカイザリヤにて 
●囚われの二年 
●最後の航路 
●燃えるローマ 
●殉教 
●一粒の麦 
●パンとサーカス 
●救いの一語 

内容説明

古代ローマ帝国が地中海を制していた時代。イエス・キリストが教えを説き、そして十字架にかけられた。聖パウロは、このイエスの教えを伝えるべく、自らの生命をかけ、2万キロの旅に生涯をささげた。著者は、「神の旅人」パウロの困難にみちた行程を丹念に辿り、旅に秘められた歴史と人間ドラマを見事に描き出す。読者の心を、あたかも同時代にいるように誘ってくれる、渾身の紀行文である。

目次

ハランの荒野
ダマスクスへ
タルソの井戸
アンティオキアにて
シルピオンのふもと
薔薇色の都・ペトラ
ガラテヤ人への手紙
トロアスの声
アテネへ向かって
アレースの丘〔ほか〕

著者等紹介

森本哲郎[モリモトテツロウ]
1925年、東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒、同大学院社会学科修了。朝日新聞東京本社入社、学芸部次長、朝日新聞編集委員を経て、1976年退社。以後、評論、著述に専念。1988~1992年、東京女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

piece land

0
今年の夏はずいぶんパウロを読んだ。 最後に森本哲郎の本が読めて良かった。 パウロの宣教が時代背景からも理解できたと思う。2015/09/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/797089
  • ご注意事項

最近チェックした商品