PHP文庫<br> ブラック・ジャックはどこにいる?―ここまで明かす医療の真実と名医の条件

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PHP文庫
ブラック・ジャックはどこにいる?―ここまで明かす医療の真実と名医の条件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 189p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569664910
  • NDC分類 498.04
  • Cコード C0147

出版社内容情報

心臓外科のスペシャリストが語る医療の真実。

日本で屈指の心臓外科医、南淵明宏。年間200例の手術をこなす現役の医者が、自らの体験を元に医療の真実と名医の条件を明かす。

年間200例の心臓バイパス手術を執刀する日本屈指の心臓外科医、南淵明宏医師――。シドニー・セント・ビンセント病院や国立シンガポール大学など、海外の病院で働いた経験を生かし、新聞・テレビ各メディアで日本の医療改革について積極的な発言を続けている。

▼本書は、そんな現役の医師が自身の体験をもとに、医療界の問題点、医者の真の姿や悩みを本音で語った初のエッセイである。「日本では偉くならないと手術ができない」「医局内の常識しか信じない医者たち」など、歪んでしまった日本の医療界を浮き彫りにするとともに、「手術をすればするほど恐くなる」「自分だけは偽れない」など、患者の生死に直面した医師の心情を真摯に描いている。

▼さらに、患者はどうすれば良い医者・良い病院にめぐりあえるのかに焦点を当てて、「医者のサービス精神を真に受けるな」「病院の設立母体に注目しよう」など、病院選びのポイントも徹底指南した著者渾身の一冊。

●第1章 医者だって手術は恐い 
●第2章 この国の医者のつくり方 
●第3章 世界に飛び出して見えてきた日本の医療界 
●第4章 知っておきたい病院選びの裏ワザ24 
●第5章 ブラック・ジャックはどこにいる?

内容説明

年間200例の心臓バイパス手術を執刀する日本屈指の心臓外科医、南淵明宏医師―。本書は、現役のスペシャリストの医師が、自身の体験をもとに医者の真の姿や悩み、日本の医療界の問題点を本音で語った初のエッセイ。「医者のサービス精神を真に受けるな」「本当の手術成功率とは?」「病院の設立母体に注目しよう」など、患者が良医に巡り合うために知っておきたい病院選びのコツ等、満載の一冊。

目次

第1章 医者だって手術は恐い(手術をすればするほど恐くなる;ときに気まぐれな心臓たち ほか)
第2章 この国の医者のつくり方(患者さんとの間に距離をつくるビジネススタイル;妄想と現実とのギャップ ほか)
第3章 世界に飛び出して見えてきた日本の医療界(私のあこがれの先生;日本では偉くならないと手術ができなかった ほか)
第4章 知っておきたい病院選びの裏ワザ24(認定医にも実技試験はない;医者が病気になったとき、誰に診てもらうか ほか)
第5章 ブラック・ジャックはどこにいる?(ブラック・ジャックとはどんな医者か?;『ブラック・ジャック』に込められた手術に対するあこがれ ほか)

著者等紹介

南淵明宏[ナブチアキヒロ]
1958年生まれ。1983年奈良県立医科大卒。シドニー・セント・ビンセント病院、国立シンガポール大学などを経て帰国後、新東京病院で心臓外科医としてスタート。1996年公仁会大和成和病院に心臓外科を開設。現・同病院心臓病センター長。年間200例の心臓バイパス手術を執刀する、日本屈指の心臓外科のスペシャリスト。また、最近では新聞・テレビ各メディアで、医療改革にむけて積極的な発言を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

iwata

0
日本の医療の問題を端的に指摘している。昨今の日本における医療の問題の根本的原因はここに述べられていると思う2013/07/30

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