内容説明
慶長五(1600)年九月十五日、日本国内における史上最大の戦闘、関ヶ原合戦が行われた。文字通り天下分け目の決戦となったこの戦いだが、謎に包まれている部分も少なくない。上杉・直江はなぜ西に向かう家康の背後を突かなかったのか、秀吉の縁戚である小早川秀秋はなぜ裏切ったのか…。戦いから400年を経た今、新史料をもとに新進気鋭の歴史作家が数々の謎を大胆に解き明かす。
目次
天下乱るる!豊臣家崩壊をめぐる謎
緻密にして老獪!家康の陰謀をめぐる謎
家康に挑戦状!勇将・直江/兼続をめぐる謎
上杉許さん!会津征伐をめぐる謎
運命の分かれ道!小山評定をめぐる謎
非情なり!東西に分かれた武将たちをめぐる謎
秀忠遅参!徳川軍西上をめぐる謎
虚々実々!武将たちの策略をめぐる謎
あせる諸将!西軍の混乱をめぐる謎
火花散る!本戦前の局地戦をめぐる謎
激突!関が原本戦をめぐる謎
余波は続く!本戦後の局地戦をめぐる謎
ああ無常!戦後処理をめぐる謎
著者等紹介
近衛龍春[コノエタツハル]
1964年、埼玉県生まれ。大学卒業後、暫しオートバイレースに没頭。その後、通信会社勤務を経て、フリーライターに転職。『時空の覇王』(ベストセラーズ)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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