出版社内容情報
すべて実話で構成された、驚くべきその現実。
フリーターって、何を考え、どんな生活を送っているのだろうか。その実際の姿を、現役フリーターがすべて実話でセキララに紹介する。
やはり実話の迫力はすごい! 本書は、その驚くべき現実が、著者とその周辺フリーターの体験として、赤裸々にレポートされている。
▼著者は、いくつかの企業に就職するも続かず、はからずも10年にわたりフリーター人生を続けている38歳の独身男性。
▼その赤面の実話とは、たとえば「一週間、水ば飲む」。仕事で腰を痛めて立つことも外出もできず、一人暮らしの部屋を這いながら水だけ飲んで命をつないだ話。電気が止められた冬の日、もちろん灯りもエアコンも冷蔵庫も止まり、ろうそくで過ごした一夜の話。その他、「入浴はガソリンスタンドで」「一円の重み」「保険のない恐怖の生活」「風邪がもたらした喜劇と悲劇」などなど、興味深い項目が目白押し。
▼35歳を過ぎた一人のフリーターの、食生活、日常生活、金銭生活、不健康生活を余すところなく赤裸々にレポートした本書は、あまり書かれることのなかったフリーターの現実の姿を浮き彫りにする。
内容説明
この本は、はからずも10年にわたってフリーター人生を歩んでしまった38歳の一人の男の話。その食生活、金銭生活、不健康生活など、自身と仲間たちの日常のあれこれを、セキララに、赤面しつつレポートする。―「一週間、水ば飲む」「入浴はガソリンスタンドで」「水道を止められたら?」「一円の重み」「保険のない恐怖の生活」などなど、興味深い項目が目白押し。
目次
序 三十八歳男性、いまだにフリーターやってます
第1章 セキララ食生活
第2章 セキララ日常生活
幕間 あなたのフリーター度をチェックする
第3章 セキララ金銭生活
第4章 セキララ不健康生活
むすび もう一つの『アリとキリギリス』
著者等紹介
日暮学[ヒグラシマナブ]
1967年、福岡県北九州市に生まれる。90年、福岡大学卒業。いくつかの企業に就職するも、体調を壊したり、家庭の事情、企業の業績悪化などで退社。その後、10年にわたりフリーター生活を続け、現在に至る
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