• ポイントキャンペーン

PHP文庫
新しい哲学を語る

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 226p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569663647
  • NDC分類 304
  • Cコード C0134

出版社内容情報

新しい道徳の創造こそ急務と説く憂国対論。

なぜ、現代社会は道徳も宗教心も喪失してしまったのか? 不安と混沌の世紀を乗り越える「新しい哲学」の創造こそ急務と説く憂国対論。

道徳を忘れ、宗教心を失い、倫理なき社会に陥った日本――政官民に蔓延する不祥事は、日本人がただ「欲望」のままに生きるようになってしまった結果ではないか。凶悪化する少年犯罪は、人間として最低限必要なルールが学校で教えられていないからではないか。

▼世界に目を転じれば、キリスト教とイスラム教による血で血を洗う戦いが続けられている。なぜ、人類は「憎悪の連鎖」を断ち切れないのか。このままでは、地球は修羅場になる!

▼本書は、日本を代表する哲学者と経営者が、「哲学をベースにした社会」の構築こそ急務と胸襟を開いて語り合った憂国対論。人類が長い歴史のなかで培ってきた「慈悲」「愛」「仁」「利他」といった精神の大切さを強調する。

▼「教育改革より道徳の教科書をつくれ」「『自利』から『利他』へ祈りを広げる」「日本は『徳治』と『法治』の国家であれ」など、不安と混沌の世紀を乗り越えるための知恵がここにある。日本人必読の書。

●第1章 哲学なき現代の不幸 
●第2章 道徳の復興こそ急務 
●第3章 働く意義と「利他」の精神 
●第4章 宗教を見つめ直すとき 
●第5章 宗教と人類の未来 
●第6章 哲学をベースとする社会を

内容説明

良心を忘れ、宗教心も失い、倫理なき社会に陥った日本。なぜ現代社会は道徳を喪失してしまったのか?なぜ人類は「憎悪の連鎖」を断ち切れないのか?このままでは、地球は修羅場になる!―本書は、日本を代表する哲学者と経営者が、「哲学をベースにした社会」の構築こそ急務と、胸襟を開いて語り合った憂国対論。不安と混沌の世紀を乗り越えるための知恵がここにある。日本人必読の書。

目次

第1章 哲学なき現代の不幸
第2章 道徳の復興こそ急務
第3章 働く意義と「利他」の精神
第4章 宗教を見つめ直すとき
第5章 宗教と人類の未来
第6章 哲学をベースとする社会を

著者等紹介

梅原猛[ウメハラタケシ]
1925年、仙台生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。立命館大学教授、京都市立芸術大学学長を経て、87~95年まで国際日本文化研究センター初代所長を務める。同センター顧問。72年、『隠された十字架―法隆寺論』(新潮社)で毎日出版文化賞、74年、『水底の歌―柿本人麿論』(新潮社)で大仏次郎賞を受賞。92年、文化功労者顕彰。99年、文化勲章受章

稲盛和夫[イナモリカズオ]
1932年、鹿児島生まれ。鹿児島大学工学部を卒業。59年、京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長を務める。また、84年に第二電電(現KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。一方、84年に稲盛財団を設立すると同時に「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。他に、若手経営者が集まる経営塾「盛和塾」の塾長として、経営者の育成に心血を注ぐ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yasu

0
経営者として有名な稲盛さん、その根本をなすのは、仏教を基にした哲学なのかもしれない。2020/05/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/267335
  • ご注意事項