出版社内容情報
お料理初心者さんの心強い味方になる一冊!
「ひとつまみ」と「少々」、多いのはどっち?――お料理初心者の素朴な疑問にやさしく答える、おいしい用語辞典。「ナルホド」が満載!
都内で料理教室を主宰する長坂センセイ。最近、作り方以外の質問が増えているそうです。
▼たとえば肉じゃが。イモを「乱切り」して「面取り」? 肉に火が通ったら「水をひたひた」に加える? 煮立ってきたら「アクを取る」? 味をしみこませるという「落としぶた」はどんなブタ?……本書は、そんな“お料理言葉”の素朴なギモンや勘違いに答えます!
▼ショウガ「ひとかけ」は親指の先サイズが目安。「ひとつまみ」は指3本、「少々」は指2本でつまんだ量。「ひたひた」は材料の頭が出るか出ないかくらいの水加減。「アク」は“悪”ではなく“灰汁”、野菜のエグ味や肉・魚を煮ると出る泡状のものを取り除くこと。「磯辺」は海苔、「淡雪」は泡立て卵白を使った料理……など、下ごしらえから調理、盛り付け方、料理名まで、知ってるようで知らない超初級用語をやさしく解説します。
▼料理が得意でも苦手でも楽しく読めるナルホド知識満載!
▼文庫書き下ろし。
●第1章 下ごしらえの「はてな?」がわかる
●第2章 煮る、焼く、蒸すの「はてな?」がわかる
●第3章 料理の名前の「はてな?」がわかる
●第4章 なるほどナットク「食のことわざ」
内容説明
ジャガイモを「乱切り」して「面取り」?肉に火が通ったら水を「ひたひたに加える」?煮立ってきたら「アクを取る」?仕上げに刻みショウガを「天盛り」?…本書は、そんな「お料理ことば」の素朴な疑問に答えます!下ごしらえ、調理、盛り付け方や料理名など、知っているようで知らない超初級の用語をプロがやさしく解説。料理のウデと知識を磨く「なるほど」がいっぱい。
目次
第1章 味と見た目の決め手はココ!下ごしらえの「はてな?」がわかる(「面とり」って表面を薄く削ること?;「皮をこそげる」は、皮をむけばいいの? ほか)
第2章 もうキッチンでまごつかない!煮る、焼く、蒸すの「はてな?」がわかる(「米をとぐ」って、「洗う」のと違うの?;「ゆでる」と「ゆがく」は同じ意味? ほか)
第3章 疑問を減らせばレパートリーが増える!料理の名前の「はてな?」がわかる(「土手鍋」って土手でやる鍋のこと?;「炊き合わせ」は煮物とは違うの? ほか)
第4章 昔の人はウマいことをいう?なるほどナットク「食のことわざ」(台所で役に立つことわざ;健康に役立つことわざ)
著者等紹介
長坂幸子[ナガサカサチコ]
1951年生まれ。日本の料理教室の草分けである、秋穂料理教室主任を経て、現在、山脇学園短期大学講師、「銀座クッキング」講師を務める。「サチお料理教室」を主宰し、味づくりのプロとして講演などでも活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。