PHP文庫<br> 源義経と静御前―源平合戦の華 若き勇者と京の舞姫

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源義経と静御前―源平合戦の華 若き勇者と京の舞姫

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  • サイズ 文庫判/ページ数 391p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569662503
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

稀代の英雄と絶世の舞姫が歩んだ悲劇への道。

稀代の英雄・源義経と絶世の舞姫・静御前――伝説化された二人の出会いと別れの物語を、生身の男女の人間ドラマとして描ききった力作。

幼くして母・常盤御前と別れて鞍馬に入った遮那王(義経)は、やがて平家打倒を志して鞍馬を脱出、奥州平泉の藤原秀衡のもとへ身を寄せる。幾年を経て凛々しい若武者となった義経は、挙兵した兄・源頼朝と黄瀬川で対面。その後は先に上洛した木曽義仲勢を宇治川に破り、一ノ谷の合戦では鵯越えの奇襲で平家を屋島に追い落とした。

▼颯爽たる英雄となった義経が絶世の舞姫・静御前と出会ったのは、一ノ谷の後、京の警備を任されていたときである。静の舞に母の面影を見た義経は、急速に彼女に魅かれていった。だが、兄・頼朝との関係が悪化するなかで、屋島・壇ノ浦と戦勝を重ねながら勘気を蒙り、義経は静を伴っての逃避行を余儀なくされるのだった……。

▼歌舞伎や講談などで広く日本人に知られ、伝説化されてきた二人の悲劇の物語を、生身の男女のドラマとして血肉を通わせて描ききった力作小説。2005年のNHK大河ドラマ「義経」の世界が楽しくわかる本。

●第1章 鞍馬 
●第2章 美濃青墓 
●第3章 木曾谷 
●第4章 奥州平泉 
●第5章 五条大橋 
●第6章 伊豆 
●第7章 黄瀬川 
●第8章 宇治川 
●第9章 鵯越え・一ノ谷 
●第10章 堀川館 
●第11章 屋島・壇ノ浦 
●第12章 吉野 
●第13章 衣川高館

内容説明

源平争乱の世に彗星のごとく現れ、奢る平家を滅ぼした稀代の英雄・源義経。やがて兄の源頼朝は疎まれ、逃避行のすえに奥州平泉で自刃に至るその生涯は、美貌の白拍子・静御前との真摯な愛を彩りとし、長く日本人に親しまれてきた。本書は、伝説化された二人の物語を、女流作家ならではのみずみずしい筆致で、生身の男女としての血肉を通わせて描ききった力作小説である。

著者等紹介

中島道子[ナカジマミチコ]
福井県三国町に生まれる。実践女子大学国文科卒業。日本ペンクラブ会員。明智光秀顕彰会副会長(大津市)。武蔵歴史フォーラム会長(川越市)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kayoshi

0
★★★・・ 2005/03/08

平森

0
★★★ #読了 再読。以前大河ドラマ「義経」の頃に読んだんだと思うけどほとんど内容は忘れてた。今回は今の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の菅田将暉演じるちょっとブラックぎみな義経と、この本の純粋な義経の対比を楽しみながら読めた。2022/04/03

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