出版社内容情報
二人の勝負師が語る、かけひきに勝つ思考法。
勝つために何をすべきか? 球界の頭脳・古田敦也と光速寄せの棋士・谷川浩司が語る、相手の心を読んで、勝負に勝つためのかけひき術。
勝負師たちの脳は進化する――。本書は球界の頭脳・古田敦也と光速寄せの天才棋士・谷川浩司が、相手の心を読み、駆け引きに勝つ方法について熱く語った本である。
▼「2年以上前の情報は捨てる」(古田)「対局者と同じ時間を過ごすことで相手の指し手が見えてくる」(谷川)「バッターの裏をかくために、時には相手のホームランコースに投げることも必要」(古田)「わざと選択肢を与えて、相手を迷わせる」(谷川)
▼プロ野球にしても、将棋にしても、1戦1戦勝負がつく。そしてその緊張感は並大抵のものではない。それはサラリーマン社会も同じである。成果主義が導入され、能力のないサラリーマンはどんどん淘汰されていく。そんな中、サラリーマンが生き残るには、勝負師たちと同じく、1日1日を真剣勝負だと思ってやるしかない。だからこそ、彼らの脳がたどる思考法則には、われわれサラリーマンが生き残るためのヒントがたくさん詰まっているのだ!
●序章 強者を倒すために
●第1章 常識にも型にもはまらない「無手勝流」で勝つ
●第2章 「生きた情報」でなければ役に立たない
●第3章 相手の心を読み、かけひきを制す
●第4章 ベストの状態を維持するための「自己管理術」
●第5章 「成功」と「失敗」から何を学ぶか
●第6章 次世代の実力を伸ばすために何をすべきか
●第7章 これからの世界で戦うための「脱・日本型組織論」
内容説明
勝負師たちの脳は、戦いに勝つためにどんな働きをしているのか。戦いの前の駆け引き、常に相手の一歩先をいく発想法。逆転の一手の生み出し方…。本書は、光速寄せの天才・谷川浩司と球界の頭脳・古田敦也が勝つための思考法・駆け引きの要諦を余すところなく語り合った対論集。毎日が真剣勝負のビジネスマンに是非とも手にとっていただきたい一冊。
目次
序章 強者を倒すために
第1章 常識にも型にもはまらない「無手勝流」で勝つ
第2章 「生きた情報」でなければ役に立たない
第3章 相手の心を読み、かけひきを制す
第4章 ベストの状態を維持するための「自己管理術」
第5章 「成功」と「失敗」から何を学ぶか
第6章 次世代の実力を伸ばすために何をすべきか
第7章 これからの世界で戦うための「脱・日本型組織論」
著者等紹介
谷川浩司[タニガワコウジ]
1962年、兵庫県生まれ。11歳で若松政和七段に入門、13歳で初段、14歳で四段と異例のスピードで昇進。21歳で史上最年少の名人位を獲得。97年、第五十五期名人戦で通算五期目の名人位獲得により「十七世名人」として永世名人の資格を得る。通算獲得タイトルは、名人5、竜王4、棋聖4、王位6、王座1、棋王3、王将4。終盤の「光速の寄せ」で多くのファンを魅了し続けている
古田敦也[フルタアツヤ]
1965年、兵庫県生まれ。川西明峰高校、立命館大学、トヨタ自動車を経て、90年、ドラフト2位でヤクルトに入団。5回のリーグ優勝(92年、93年、95年、97年、2001年)、4回の日本一(93年、95年、97年、2001年)にチームの司令塔として貢献する。トヨタ時代には、88年のソウル五輪に出場し銀メダルを獲得した。最優秀選手2回(93年、97年)、首位打者(91年)、ベストナイン8回、ゴールデングラブ9回。特に、盗塁阻止率は、14年間で9回のリーグ1位、通算でも5割を超える屈指の強肩補手。またその頭脳的でありながら大胆なプレーは、多くの野球ファンを魅了している
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感想・レビュー
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コウメ
Stair512754
涼
naoto