出版社内容情報
客に好かれる営業マンになるためのコツを伝授。
客の心を開き、動かすには客よりも下手に出る「劣位アクション」が何よりも大切。お客に好かれ、売れる営業マンになるためのコツを伝授。
この本は「客はバカである」という考え方に基づいて書きました。一般の客は商品知識などの点において、営業マンよりもはるかに無知識、すなわちバカなのが当然です。ところがこれまでは、「客」はあたかも非常に優秀でビジネスに厳しい人物であるかのように想定され、営業マンはその幻の客に対応することを教育されてきました。
▼しかし、実際の売れる営業マンを「人の動き」という観点から観察・分析すると、従来までの常識とは異なり、優秀さをアピールするのではなく、むしろ客に突っ込まれたりバカにされたりするような行為をたくさん行っていることがわかります。
▼客の心を開き客を動かすためには、客よりも下手に出る「劣位アクション」が不可欠ですが、こうしたアクションが得意な人が売れる営業マンとして活躍しているのです。客は営業マンのアクションに敏感に反応し、常に自分が優位に立てる営業マンを好み、物を買っているのです。(著者記)
●第1章 売れる営業マンが捨てられている
●第2章 客に好かれる売れる営業マンのアクション
●第3章 好きな営業マンか嫌いな営業マンかは客が決める
●第4章 できないけれど好かれる営業マンは売れる営業マンになれる
内容説明
客から愛される営業マンは決して「できる営業マン」ではない。なぜなら、大部分の客の本音は、常に自分よりも少し劣った愛すべき「営業マン」を望んでいるからだ。客に好かれ客を動かすためには、相手よりも下手にでる「劣位アクション」が何よりも大切。本書はこれまで書かれなかった、売れる営業マンのアクションと行動の特性を「人の動き」という観点から分析している。
目次
第1章 売れる営業マンが捨てられている(できない営業マンの中に売れる営業マンが隠れている;売れる営業マンの新しいとらえ方)
第2章 客に好かれる売れる営業マンのアクション(営業マンのアクションが客を動かす;客に嫌われる優位アクション ほか)
第3章 好きな営業マンか嫌いな営業マンかは客が決める(できる客は五パーセント、できない客は九五パーセント;ちょっとできない営業マンが客に好かれる ほか)
第4章 できないけれど好かれる営業マンは売れる営業マンになれる(好かれる営業マンが持っている「営業力」とは?;リストラをした企業が失った「営業力」)
著者等紹介
馬渕哲[マブチサトシ]
1970年法政大学・社会学部卒。現在、(株)人の動き研究室・代表取締役、(株)広告企画研究所・代表取締役
南条恵[ナンジョウメグミ]
1980年青山学院大学大学院・修士課程修了。現在、(株)人の動き研究室・取締役、(株)広告企画研究所・取締役
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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