出版社内容情報
野球の見方が激変するダブルスピン理論とは?
なぜ一流プレーヤーが一流たりうるのかを「ダブルスピン理論」で徹底解析。プロ野球の見方を一変させる野球解説書であり理論的実践書。
あまたあるスポーツの中で、野球ほど「何か一言」言いたくなるスポーツはない。腰の開きがどうの、リリースポイントがどうの、プロ顔負けの「解説」をする人も珍しくない。しかし、それらはおそらく、プロを引退した解説者が自分の経験に基づいて、テレビやラジオで言った技術論の受売りである場合がほとんどだろう。
▼しかし、本書の著者が説くバッティング論、ピッチング論は、これまでの経験重視の技術論とはまったく異なる。スポーツ科学を専攻した著者が、200の骨と400の筋肉でできている人間という動物の動きを分析し、いかにすれば最高のスウィングができるのか、いかにすれば最高の投球ができるのかを、科学的な根拠に基づいて解説した野球技術論である。
▼いまアメリカで活躍する日本人メジャーリーガーを3割・30本塁打を打つ打者に改造したのは、本書の著者・手塚であり、その理論は実証済み。野球というスポーツの奥深さがわかる好著である。
[第1部]バッティング編
●第1章 バッティングにおける「ダブルスピン」運動原理
●第2章 理想的バッティングにおける7つの必須モーション
[第2部]ピッチング編
●第1章 ピッチングにおける「ダブルスピン」運動原理
●第2章 ピッチングにおける6つの必須モーション
内容説明
プロ野球の解説者の多くは現役時代の経験を頼りに解説をしている。しかし、スポーツ科学が発達した今、完璧な打撃、理想の投球を科学的かつ理論的に解説してくれたならば、野球観戦はいっそう楽しくなるはずだ。本書は著者独自の「ダブルスピン理論」を基に、野球の見方を一新する、科学的野球技術論である。
目次
第1部 バッティング編(バッティングにおける「ダブルスピン」運動原理;理想的バッティングにおける7つの必須モーション)
第2部 ピッチング編(ピッチングにおける「ダブルスピン」運動原理;ピッチングにおける6つの必須モーション)
著者等紹介
手塚一志[テズカカズシ]
1963年、徳島県生まれ。池田高校卒業後、大阪体育大学、筑波大学大学院、東京大学大学院でスポーツ科学を専攻。日本ハムファイターズ、福岡ダイエーホークス、オリックスブルーウェーブなどのコンディショニング・コーチを歴任。現在、有限会社ベータ・エンドルフィン社長を務めつつ、プロ野球選手、オリンピック選手などへ、最高のコンディションづくりのアドバイス活動を行っている。また、2003年10月、東京・三軒茶屋に野球やゴルフの技量上達を目的とした道場「上達屋」を開き、アマチュアへの指導も始めた
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