出版社内容情報
司馬文学のエッセンスを凝縮した、珠玉の箴言集。
人の世とは何か。人間とは、日本人とは――国民作家・司馬遼太郎が遺した珠玉の言葉の数々。心を打つ箴言と出会える、ファン垂涎の一冊。
「人の運命は九割は自分の不明による罪だ」(『竜馬がゆく 六』)、「ある人物をひとに観察させるとき、よほどの器量の者にそれを見せなければ印象をあやまる」(『夏草の賦 上』)、「一世をうごかすには、人気が必要であるであろう。が、同時に一世をうごかすには、まったくひとから黙殺されているという在り方も必要であるかもしれない」(『花神 下』)――『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『菜の花の沖』などの膨大な作品群によって、人間とは何か、日本とは、日本人とは何かを問いつづけた国民作家・司馬遼太郎。本書は数ある名作・名随想のなかから、混迷の現代社会を生きる上での道標とすべき珠玉の言葉を、テーマ別によりすぐった箴言集である。
▼歴史・文明への透徹した洞察、人間への温かく、そしてたしかな眼差し……。司馬文学の魅力を濃密に凝縮したファン垂涎の一冊であるとともに、司馬作品に初めて触れる若い世代にもお薦めしたい好著である。
●人間とは何か
●組織から社会へ
●夢と生きがい
●日本と日本人
●等身大の英雄たち
●男と女
内容説明
『竜馬がゆく』『坂の上の雲』などの膨大な作品群によって、人間とは何か、日本とは、日本人とは何かを問い続けた国民作家・司馬遼太郎。本書は、数ある名作・名随想のなかから、混迷の現代社会を生きる上での道標とすべき珠玉の言葉を、テーマ別によりすぐったアフォリズム集である。歴史・文明への透徹した洞察、人間への温かなまなざし―司馬文学の魅力を濃密に凝縮したファン垂涎の一冊。
目次
人間とは何か
組織から社会へ
夢と生きがい
日本と日本人
等身大の英雄たち
男と女
著者等紹介
司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
大正12年(1923)大阪生まれ。大阪外国語学校蒙古語部卒業。昭和35年(1960)『梟の城』により第42回直木賞受賞。以後、菊池寛賞、日本芸術院恩賜賞など数々の賞を受ける。平成3年(1991)文化功労者に顕彰され、平成5年(1993)に文化勲章受章。日本芸術院会員。平成8年(1996)2月逝去
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感想・レビュー
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