出版社内容情報
名作から生きるヒントをより抜いたアフォリズム。
人生に希望のない日はない! 人の生き方、心のあり方を問い続けてきた著者の作品群から、「生きるヒント」をより抜いたアフォリズム。
夫と妻との関係、親と子との関係、健康や病気、老いていくこと、そして、やがて誰もが迎えなければならない死について……。これらは人間にとって、答えを導きにくい永遠の問題です。いや、答えなどないから、迷いつつ生きていく。それが人間というものかもしれません。
▼しかし、過ぎていく時間を充実させ、できれば楽しくしたいと思うのも人間だからこその願いでしょう。
▼本書は作家として、まさにこの問題の答えを小説やエッセイで追究し続けてきた著者の作品群のなかから、夫婦、親子、病、老いなど、読者が自ら考え、答えを導き出すヒントとなるようなエッセンスを、166項目にわたってより抜いた箴言集です。
▼人はこの世に生を受けた限り、最後の最後まで希望を捨てることなく、生きていくいかなければならない……著者の強い信念に基づいた数々の言葉は、山あり谷ありの長い人生という旅を続ける者に対するエールです。座右に置いておきたい希望の書。
●第1章 夫婦仲良く老いじたく
●第2章 いきいきと暮らす夫婦の知恵
●第3章 夫婦をつなぐ心のかたち
●第4章 老いを支えるしあわせな家庭づくり
●第5章 気楽に素敵な人づきあいを
●第6章 人間力を磨いてたくましく
●第7章 人生、この不可思議な運命
内容説明
「夫婦としてだけでなく個として生きる」「病弱だからこそ信じられる愛」「死とはまさに再会の時」―夫婦、健康、病気、老年、そして死。誰にとっても永遠の問題といえる、人生のあらゆる局面に出遭った時、その困難とどう向き合い、いかにして乗り越えていくか。著者の数々の作品から人生の指針となる言葉を選び、悔いなく生きるために必要な心のあり方を示す一冊。
目次
第1章 夫婦仲良く老いじたく
第2章 いきいきと暮らす夫婦の知恵
第3章 夫婦をつなぐ心のかたち
第4章 老いを支えるしあわせな家庭づくり
第5章 気楽に素敵な人づきあいを
第6章 人間力を磨いてたくましく
第7章 人生、この不可思議な運命
著者等紹介
曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年、東京生まれ。聖心女子大学英文科卒業。53年、作家の三浦朱門氏と結婚し、翌年「遠来の客たち」が芥川賞候補となり文壇デビュー。以来、人間の罪と欲望、信仰、家族、老い、教育など幅広い分野で小説やエッセイを発表。その一方で、各種審議会委員や「日本財団」会長として精力的な社会活動を展開している。79年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。その他数々の賞を受ける
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感想・レビュー
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dolly
登志子