出版社内容情報
サバイバル時代における上司のあり方とは。
誰にでも上司が務まる時代は終わった。朝令暮改のできる鬼リーダー、部下を誉め伸ばす仏リーダーなど、時代が求めるリーダー像を説く。
誰でも出世できる時代は終わった。根回し調整型、人情家型、気配り型など、人柄だけで上司が務まる時代ではなくなった。では、日々激変する経済環境において、時代が求める上司像とはどのようなものなのか?
▼本書は、サバイバル時代における上司像を、具体事例をもとにわかりやすく解説したものである。「リーダーとしての決断力、英知は戦国時代の人物に学べ」「世の中の流れ、遊び心は室町時代、江戸時代の文化に学べ」「部下に三度チャンスを与えてもダメな場合は、“鬼”の上司に徹せよ」など、器の磨き方や時代を読むセンスの身につけ方、部下への接し方をズバリ示した本書は、まさに“21世紀型上司”には何が望まれているかを明快に示した好著だといえよう。
▼上司諸君!今こそ自らを伸ばすチャンスと捉えるのだ。自分が変われば、部下も変わる。組織も変わる。自分を変えるヒント満載の一冊である。
▼『上司は「鬼」がよいか、「仏」がよいか』を改題。
●第1章 そのときトップは何をしたか
●第2章 今の経済をわかっているか
●第3章 時代が求めるリーダーになれるか
●第4章 「プロフェッショナル上司」の資格があるか
●第5章 上司は「鬼」がよいか、「仏」がよいか
内容説明
根回し調整型、人情家タイプなど、20世紀日本の上司像には、あるステレオタイプ化された理想があった。しかし、21世紀に入り、企業の興亡がめまぐるしい現在、旧来型の上司ではもはや通用しない。今の企業社会において求められる上司像とは?本書は、上司としての資質の磨き方や部下への接し方、時代の読み方などをズバリ提示した好著である。
目次
第1章 そのときトップは何をしたか(まず常識と成功体験を捨てよ;「平時」のリーダー、「戦時」のリーダー)
第2章 今の経済をわかっているか(リーダーたるもの半歩先を読め;団塊世代のリーダーは、頭を切り替えよ ほか)
第3章 時代が求めるリーダーになれるか(人間関係がすべてを決める;ハートワークと決断力 ほか)
第4章 「プロフェッショナル上司」の資格があるか(能力主義の時代に生きる鉄則;消費者の心理を読む方法)
第5章 上司は「鬼」がよいか、「仏」がよいか(「鬼」の上司になるべきとき;「仏」の上司になるべきとき)
著者等紹介
江坂彰[エサカアキラ]
1936年(昭和11年)京都生まれ。京都大学文学部卒。大手広告代理店幹部社員を経て独立。作家、経営評論家
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