出版社内容情報
驚くべき発達を遂げた、航空機の100年史。
ライト兄弟の初フライトから100年――気球・グライダーに始まり、音速機・大量輸送機まで、驚異の発達を遂げた航空機の歴史を紹介。
1903年12月17日、ウィルバー、オービルのライト兄弟がライト・フライヤー複葉機で世界初の動力飛行に成功してから100年。「飛行機」は鳥のように自由に空を飛びまわりたいという人類積年の夢を叶えるのみならず、他の工業技術と比しても驚異的な発達を遂げた。しかしそれは、人類に恩恵と災禍をもたらしながらの涙ぐましい成長であったとも言えるのだ。
▼本書では、この100年間における航空機の発達の歴史を、豊富な写真とともに解説する。
▼リリエンタール、ライト兄弟らの、草々期の苦難とロマン、大西洋・太平洋横断、世界早回りなどの記録に挑んだ名機とパイロットたち、民間航空輸送の成長と旅客機の発達、第一次・第二次大戦中各国に出現した戦闘機の変遷、音速の壁を破ったジェット機のさらなる進化など、軍用機・商用機のいずれにも光を当てつつその歴史を概説する。
▼航空機ファンも初めての人も、その魅力あふれる世界に触れられる一冊。
[1]動力飛行への苦難とロマン
[2]急成長を促した第一次大戦
[3]実用性目指す冒険開拓飛行
[4]太平洋横断か世界早回りか
[5]より速くより遠くより高く
[6]第二次世界大戦究極のプロペラ
[7]VTOLからロケットまで
[8]進化しつづけるジェット機
[9]ハイテク化と大量航空輸送
内容説明
鳥のように自由に空を飛びたいという人類の夢を叶えた「飛行機」。ライト兄弟以来の100年間、航空機は驚異的な発達を遂げた。本書は、ライト兄弟の初フライトに始まりハイテク・大量輸送機の飛び交う現代に至るまでの発達史を豊富な写真とともに解説。速度記録に挑んだ名機、戦時に火花を散らした戦闘機、音速の壁を破ったジェット機など、魅力あふれる航空機の世界に触れられる一冊。
目次
1 動力飛行への苦難とロマン
2 急成長を促した第一次大戦
3 実用性目指す冒険開拓飛行
4 太平洋横断か世界早回りか
5 より速くより遠くより高く
6 第二次大戦究極のプロペラ
7 VTOLからロケットまで
8 進化しつづけるジェット機
9 ハイテク化と大量航空輸送
著者等紹介
鈴木五郎[スズキゴロウ]
1924年7月13日、京都府中舞鶴生まれ。1943年6月、大日本飛行協会横浜飛行訓練所(学生航空連盟)で水上機の操縦訓練を受ける。1944年8月、三重海軍航空隊2期飛行予備生徒隊に入隊。1948年9月、東京大学文学部卒業。その後小学館児童編集部を経て読売新聞社出版局に勤務。1979年、定年退職。現在、航空史研究家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。