出版社内容情報
コーチングの基本ノウハウを豊富な図解で伝授。
上司が部下を効果的に指導する切り札としてビジネスコーチングが脚光を浴びている。その基本的な考え方とノウハウを豊富な図解で伝授。
部下指導の切り札として、コーチングが注目を浴びて久しい。ところが研修や独学でスキルを身につけたとはいえ、理論と実践は違うもの。例えばコーチングでは、部下自身の自発的な成長を促すために「質問すること」が重視される。だが一口に質問といっても、実は使い方によって五種類ほどのバリエーションがあり、臨機応変に使い分けねばならないことを心得ておいでだろうか。
▼つまり単純にイエス・ノーを尋ねる質問ではなく、「どの順序でプレゼンしたらいいと思う?」などといったように、部下が自由回答で意見を述べなければならない質問などは特に注意を要するのだという。なぜならその場の状況や部下のタイプによっては、質問に答えることに苦痛を覚え、心理的な溝が生じる危険性があるからだ。
▼コーチングの基本的な考え方やスキルを実戦に即した観点から再点検できる本書は、部下指導の行き詰まりを打破したい上司にとって心強い味方になるはずだ。
[1]コーチングとは何か
[2]GROWモデルで学ぶコーチングの基本
[3]コーチングのスキルを身につける
[4]部下のタイプ別に見るコーチング・スキル
[5]会話例で学ぶ実践コーチング
[6]さらなるスキル・アップに向けて
内容説明
上司が部下を効果的に指導する切り札として、ビジネス・コーチングが注目を浴びて久しい。ところが、コーチングの手法を研修や独学で身につけても、現場で使いこなせないという多くの上司の声を聞く。そんな時は迷わず原点に戻れ!本書は実戦で使える観点から、コーチングの基本的な考え方や様々なスキルを豊富な図解で総点検する。すべての上司必携の書。
目次
1 コーチングとは何か
2 GROWモデルで学ぶコーチングの基本
3 コーチングのスキルを身につける
4 部下のタイプ別に見るコーチング・スキル
5 会話例で学ぶ実践コーチング
6 さらなるスキル・アップに向けて
著者等紹介
本間正人[ホンママサト]
NPO法人学習協会代表、成人教育学博士(Ph.D.)。帝塚山学院大学客員教授。1959年、東京生まれ。82年、東京大学文学部社会学科卒業。松下政経塾第3期生として松下幸之助の経営哲学を学ぶ。卒塾後ミネソタ大学公共政策大学院に留学。ミネソタ州貿易局、松下政経塾などを経て、98年、ミネソタ大学からPh.D.取得。米国Coach UniversityのCTP課程修了。国際コーチ連盟(ICF)認定コーチ(PCC)、NPO法人日本コーチ協会理事として、日本でのコーチングの普及を目ざす。99年からPHPゼミナール講師、2002年4~9月にはNHK教育テレビ「英語ビジネスワールド」講師
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