出版社内容情報
世界史に残るクーデターを時代順に徹底解説!
カエサルがルビコン河を渡って以来、政権転覆を狙って繰り返されてきたクーデター。世界史に残る主要なクーデターを時代順に徹底解説!
カエサルがルビコン河をわたってローマに独裁権力を樹立して以来、絶えることなく繰り返されてきた「クーデター」(武力による政権の転覆)。権力者はいかに打倒されたのか。クーデター実行にいたる背景は? また実行者たちの策謀とは?
▼本書は、世界史上の200あまりのクーデターを採り上げ、時代を追って解説したユニークな歴史読み物。中大兄皇子の蜂起による蘇我氏滅亡から、唐の玄宗を追い落とした安禄山の乱、ルイ・ナポレオンの帝制復活クーデターといった史上の事件を、洋の東西を問わずに時系列で整理した点に特徴がある。しかも自ら傭兵体験を持ち、国際情勢にも詳しい著者らしいのは、全体の半数以上を第二次大戦後のクーデター事件に割いた点だ。中南米・中東・アフリカにおけるめまぐるしい抗争の数々は、国際社会の生々しい現実を見事に物語っている。
▼クーデターの主人公たちの写真も多数掲載し、索引も充実させた便利な一冊。文庫書き下ろし。
●第1章 クーデターの黎明 紀元前~1000年
●第2章 力をもって力を制す 1001~1800年
●第3章 近代への脈動 1801~1900年
●第4章 戦争の世紀に 1901~1945年
●第5章 独立と独裁と 1946~1965年
●第6章 政権奪取の水脈 1966~1980年
●第7章 今なお、繰り返す歴史 1981~2003年
内容説明
カエサルがルビコン河を渡って以来、歴史上絶え間なく繰り返されてきた「クーデター」(武力による政権の転覆)。権力者はいかに打倒されたのか。クーデター実行にいたる背景は?実行者たちの策謀とは?―世界史上の200あまりのクーデターを採り上げ、時代を追って解説した本書は、権力をめぐる人類の生々しい抗争の歴史を、コンパクトにまとめたユニークな一冊である。
目次
第1章 クーデターの黎明―紀元前~一〇〇〇年
第2章 力をもって力を制す―一〇〇一~一八〇〇年
第3章 近代への脈動―一八〇一~一九〇〇年
第4章 戦争の世紀に―一九〇一~一九四五年
第5章 独立と独裁と―一九四六~一九六五年
第6章 政権奪取の水脈―一九六六~一九八〇年
第7章 今なお、繰り返す歴史―一九八一~二〇〇三年
著者等紹介
柘植久慶[ツゲヒサヨシ]
1942年、愛知県生まれ。1965年、慶応義塾大学法学部政治学科卒。在学中より、コンゴ動乱やアルジェリア戦争に参加。1970年代初頭よりアメリカ特殊部隊に加わり、ラオス内戦に従軍する。1986年より作家活動に入る
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感想・レビュー
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