出版社内容情報
ドラマ仕立てで学ぶ部下のやる気を高める技術。
部下はどうすればやる気になるのか? 「やる気」を科学的に研究してきた著者が、やる気を高める8つの方法をドラマ仕立てで徹底解説。
仕事に対してやる気がでない理由は、人様々である。
▼例えば「上司とうまくいかない」「業績が思うようにあがらない」「今の仕事が自分のやりたい仕事ではない」等、10人いれば10人が、違う理由で悩みを抱え、やる気が出せずに困っている。
▼しかし、そうした環境は一朝一夕で変えられるものではない。むしろ自分が置かれている現在の状況を一歩引いて眺め、仕事生活全体の流れの中で、自分自身を捉え直すことに解決の糸口があるのだ。
▼本書はモチベーションを専門的に研究・分析している著者が、やる気をテーマに8つのビジネスストーリーを描き、当事者とその上司や部下がどう対応すればいいのかという「処方箋」を示している。
▼本書の中で取り上げる登場人物には、今のあなた自身がいるかもしれない。あるいは、将来あなたが出会う状況が描かれているかもしれない。今の自分を客観的に眺め、明日の自分を変えるきっかけが掴める本だ。
▼文庫書き下ろし。
[プロローグ]あなたは、どのような仕事生活を送ってきましたか?
[1]優秀すぎる部下が異動してきたケース
[2]ベテランと新人の間に確執のあるケース
[3]周りに溶け込もうとしない年上の部下のケース
[4]できる社員が、すぐ辞めてしまうケース
[5]自分で考えようとしない部下のケース
[6]目標が高すぎてあきらめてしまう部下のケース
[7]予算やノルマに全く関心を持たない部下のケース
[8]絶対にノーと言わない部下のケース
内容説明
やる気を高める方法は、ビジネスマンにとって永遠の課題である。本書はモチベーションを専門的に研究・分析している著者が、やる気をテーマに8つのビジネスストーリーと、それぞれの処方箋を示したものだ。登場する人物達の心理を読むことで、自分自身のやる気の“理由”も見えてくる。“理由”がわかれば、やる気を高めるきっかけを掴むことができる。あなたの明日を変える一冊。
目次
あなたは、どのような仕事生活を送ってきましたか?
部下とは、仲良くやろうと思っているのに…(優秀すぎる部下が異動してきたケース;ベテランと新人の間に確執のあるケース;周りに溶け込もうとしない年上の部下のケース)
好きなようにやっていいと言っているのに…(できる社員が、すぐ辞めてしまうケース;自分で考えようとしない部下のケース)
予算・ノルマを持たせたものの…(目標が高すぎてあきらめてしまう部下のケース;予算やノルマに全く関心を持たない部下のケース;絶対にノーと言わない部下のケース)
著者等紹介
菊入みゆき[キクイリミユキ]
1960年静岡生まれ。東京外国語大学スペイン語学科卒、83年(株)パルコ入社、8年間直営店の企画・運営に携わる。92年品川女子学院にて英語教諭をつとめる。93年(株)JTBモチベーションズ設立時に入社、以来ワーク・モチベーションに関する活動を精力的に展開。「やる気」分析システムMSQ(1996年)、インターネットを使った相談システム「仕事のやる気 コーチングルーム」(2000年)、個人向けやる気診断システム(2002年)などを開発・発表。産業・組織心理学会会員、日本産業カウンセリング学会会員、NPO法人日本キャリア・カウンセリング研究会理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。