出版社内容情報
不思議な海の生態系、食物連鎖を楽しく解説。
イワシが、マグロが、カニが獲れなくなった? その原因は乱獲か? 生命サイクルか? ふしぎな海の生態系をおもしろく解説。
ニュースでイワシやマグロが取り上げられることが多い。
▼漁獲高が減ったり、需要が急増しているのが原因で、今後食卓に上らなくなる可能性すらあるような報道もある。ちょっと待てよ、考えてみれば、クジラの座礁やエチゼンクラゲの激増など海の生物の話題が多いように思われる。もしかしたら、海の中で今までとはちがった変化がおこっているのでは……。
▼本書では、イワシやマグロ激減の現象から今、海の中で何がおこっているか、さらにいつも食べているけど知られていない意外でおもしろい魚の生態をわかりやすく紹介。
▼本書は、海や魚がもっと身近に感じられて好きになる、読んでためになる本です。
●第1章 イワシとクジラのふしぎな関係
●第2章 イワシが減ると困ったことになる魚たち
●第3章 ふしぎなふしぎな、身近にいる海の生き物たち
●第4章 よく食べるけど、知られていないあの魚の生態
●第5章 貝があったから人間は文明をつくれた? 自然との共生
内容説明
イワシやマグロが食べられなくなる?身近な魚や海の生き物の生態系をおもしろく紹介。
目次
第1章 イワシとクジラのふしぎな関係(大ピンチ!イワシは海の米;クジラとのつきあい方 ほか)
第2章 イワシが減ると困ったことになる魚たち(人間にサバをよまれた、サバ;アジは味がいいのでアジ ほか)
第3章 ふしぎなふしぎな、身近にいる海の生き物たち(ウナギのミステリー;マンボウとクラゲの相関性 ほか)
第4章 よく食べるけど、知られていないあの魚の生態(ヒラメとカレイ;おもしろいタチウオの生態 ほか)
第5章 貝があったから人間は文明をつくれた?自然との共生(神秘のオウムガイ;貝のメスとオス ほか)
著者等紹介
中村幸昭[ナカムラハルアキ]
昭和3年(1928年)鳥羽市生まれ。専修大学経済学部卒・朝日新聞東京本社勤務・昭和30年、鳥羽水族館を設立。現在、鳥羽水族館名誉館長のほか、鳥羽商工会議所会頭・みえの国観光大使・日本文芸家クラブ顧問・三重県博物館協会長・日本WHO協会理事・名古屋税関名誉署長(伊勢志摩地区)・日本大正村村議会議長を務める。第5回日本作家クラブ賞・昭和60年度東海テレビ文化賞・日本観光協会功労賞・文部省地域振興功労賞・平成6年藍綬褒章受章・平成16年旭日小綬章受章・平成18年三重県民功労者表彰受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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