出版社内容情報
水問題は他人事でないことが日本人にわかる本。
日本人にとっても、水問題は他人事ではない。「水は買うもの」が当たり前になった今だからこそ読んでおきたい水問題の知識が満載。
人間にとって不可欠な「水」。現代日本では、水道の水でなく、ボトルの水を買って飲む人が多くなってきた。ガソリンが、1リットル120円ぐらいであることを考えれば、ボトルの水は、それよりもはるかに高い。「水は買うもの」というのは、正しいか、幻想であるか? そもそも最近では、高度浄水処理を取り入れているケースが多い水道は、ほんとうに「マズイ水」であるのか? さまざまな所に、「名水」と呼ばれる湧き水があるが、その実態はどのようなものであるか? 日本人は、蛇口をひねれば水は出るものと思っている。世界を見渡すと、生活に必要な水に不自由している地域が数多ある。本書では、「水問題」を専門とする気鋭のジャーナリストが、「おいしい水の話」から「酸性雨の話」まで、わかりやすく説き明かす。「水」についての興味がふつふつと湧いてくる一冊である。
●第1章 ボトルの水が飲まれる理由とは
●第2章 いったい水は誰のものなのか
●第3章 正体のわからぬ不可思議な水
●第4章 水の大切さをどう伝えたらよいか
●第5章 深刻になってきたお隣の国の汚染
●第6章 誰もが安全で安く水を飲める方法
目次
第1章 ボトルの水が飲まれる理由とは
第2章 いったい水は誰のものなのか
第3章 正体のわからぬ不可思議な水
第4章 水の大切さをどう伝えたらよいか
第5章 深刻になってきたお隣の国の汚染
第6章 誰もが安全で安く水を飲める方法
著者等紹介
橋本淳司[ハシモトジュンジ]
1967年、群馬県生まれ。出版社勤務を経て文筆業に。経済、経営、水問題が専門。「水と人間」というテーマには、ライフワークとして取り組み、日本国内はもとより世界各地の水辺を歩き、土地の人と語りながら、水について考えている。新聞、雑誌などに水をテーマにしたルポ、エッセイなどを多数執筆するとともに、水に対する興味や関心が高まるよう各地で講演を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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シュラフ
Shiori