出版社内容情報
安倍総理のブレーンと目される著者の緊急提言。
いじめ自殺、学力低下の背景には何があるのか。「荒廃」と表現される公教育を正常化するために実態を明らかにし、何をなすべきかを提言。
昨今、いじめを苦にした子供たちの自殺、高校での必修科目履修漏れの問題が世間を賑わせている。いじめ自殺について著者は、短期的な対策としては報道のあり方の見直しを主張すると同時に、根本的な要因として、(1)「自由」「個性」ばかりが尊重され、道徳教育が軽視されてきた、(2)日本人の精神が弱くなっていること、などを問題視する。そして履修漏れの問題の背景には、教育現場の遵法意識の低さがあると指摘する。学習指導要領に規定されている国旗・国歌の指導義務が果たされていなかったり、勤務時間中の組合活動や教職員の政治的活動という違法行為が横行しているのも同じ理由だ。
▼そこには日教組(日本教職員組合)や全教(全日本教職員組合)という左派系の教職員組合の存在がある。この両者と教育委員会が裏でがっちりと手を握っているのが我が国の教育界の実態であり、この構造を変えなければ我が国の教育は正常化しない。公教育再生のための緊急提言。
●第一章 今こそ教育再生の嵐を巻き起こせ
●第二章 子供の心を汚染する日教組を排除せよ
●第三章 日本人の魂を育む教育を
●第四章 地方分権で教育劣化はさらに進む
●第五章 日韓歴史認識の深い淵
●第六章 “先生”それはいつの時代も聖職者 ――生涯一教師・濱野重郎の生き方
目次
第1章 今こそ教育再生の嵐を巻き起こせ
第2章 子供の心を汚染する日教組を排除せよ
第3章 日本人の魂を育む教育を
第4章 地方分権で教育劣化はさらに進む
第5章 日韓歴史認識の深い淵
第6章 “先生”それはいつの時代も聖職者―生涯一教師・濱野重郎の生き方
著者等紹介
八木秀次[ヤギヒデツグ]
昭和37年、広島県生まれ。早稲田大学法学部卒業。同大学院政治学研究科博士課程中退。専攻は憲法学、思想史。人権、国家、教育、歴史など保守主義の立場から幅広い活動を展開。高崎経済大学教授、慶應義塾大学講師、フジテレビジョン番組審議委員、日本教育再生機構理事長。平成14年、第2回正論新風賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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