出版社内容情報
東アジアに存在する謀略国家の真実を暴く!
これが中国の謀略の実態だ! 東アジア情勢を正確に見据えた著者が語る中国の真実と日本外交の失態とは。
中国は日本にとって、機会なのか、パートナーなのか、危機、あるいは危険なのか、脅威なのか、友邦なのか、宿敵なのか――。
▼日中関係を踏まえての中国読解、日本の同盟国で唯一のスーパーパワーとされるアメリカの中国観、中国内部で起きていることの情報と分析。そうした多角的視点からの考察があってこそ、中国の実像が見えてくる。
▼安倍訪中と日米中関係/靖国問題の虚妄/東シナ海での日中激突の危険/アメリカ利用の反日圧力/日本の対中国失策/アメリカの対中認識が教える現実/米中の亀裂……いまや中国は勢力をグローバルな次元へと広げ、日中関係での一進一退をはるかに超えて超大国アメリカとのせめぎ合いを始めている。
▼果たして中国は日本にとってのなんなのか? 産経新聞中国総局長も務めた著者による日中問題最新事情!
●序章 安倍訪中と日米中関係
●第一章 靖国問題の虚妄
●第二章 東シナ海での日中激突の危険
●第三章 中国発・アメリカ利用の反日圧力
●第四章 日本の対中国失策
●第五章 アメリカの対中認識が教える現実
●第六章 米中間の亀裂
●第七章 中国内部の現実
内容説明
中国は日本にとってパートナーなのか、脅威なのか。産経新聞中国総局長を務めた著者による日中問題最新事情。
目次
序章 安倍訪中と日米中関係―日米同盟は揺らがない
第1章 靖国問題の虚妄―目的ではなく手段である
第2章 東シナ海での日中激突の危険―中国の有利に動いている
第3章 中国発・アメリカ利用の反日圧力―「実」と「虚」を取りまぜる
第4章 日本の対中国失策―日本の対中政策はゆがんでいた
第5章 アメリカの対中認識が教える現実―アメリカも中国と対峙する
第6章 米中間の亀裂―米中両国はせめぎあう
第7章 中国内部の現実―対中ビジネスのリスクとは何か
著者等紹介
古森義久[コモリヨシヒサ]
1941年東京生まれ。1963年慶應義塾大学経済学部卒業後、ワシントン大学留学。毎日新聞に入社して72年から南ベトナムのサイゴン特派員。75年サイゴン支局長。76年ワシントン特派員。81年米国カーネギー財団国際平和研究所上級研究員。83年毎日新聞政治部編集委員。87年毎日新聞を退社して産経新聞に入社、ロンドン支局長。89年ワシントン支局長。94年ワシントン駐在編集特別委員・論説委員。98年9月から中国総局長、産経新聞の31年ぶりの北京支局再開の責任者となる。2001年からワシントン駐在編集特別委員・論説委員。2005年より杏林大学客員教授を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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