出版社内容情報
宇宙論の基礎知識をビジュアルに解説した一冊。
宇宙誕生137億年の歴史から相対論と量子論、宇宙7大理論まで、図解とイラストでビジュアルに解説。この一冊で宇宙がぐんと身近に!
誰もが子どものころ夜空を見上げ、その神秘に心を打たれた経験があるだろう。この宇宙に「果て」はあるのか? 宇宙はいかにして生まれたのか? 宇宙のことをもっと知りたい……しかし大人になって宇宙に関する本を手に取っても、基礎的な知識から最新の理論まで網羅し、かつ内容の充実ぶりにも満足できる入門書にはなかなか出会えない――。本書は、そうした初心者から中級レベルまでの読者の知的好奇心に応える、恰好の入門書である。
▼第1部では、宇宙の歴史と未来(時間軸)、宇宙のしくみと構造(空間軸)の双方からダイナミックに宇宙を概観し、第2部では、宇宙論の物理学的基礎である相対性理論と量子論について、難しい数式は使わず要点をやさしく解説。第3部では、最新理論の変遷が素早く系統的に理解できる。宇宙創生のしくみから超ひも理論まで網羅した本書を読めば、ベールに包まれていた宇宙がより身近になるだろう。
[第1部]見えてきた宇宙の姿 ――宇宙論概略編
●第1章 宇宙137億年の歴史と未来
●第2章 大宇宙、銀河はこうなっている
[第2部]相対性理論と量子論 ――基礎理論編
●第3章 相対性理論が描く宇宙の姿
●第4章 量子論が明かす自然の本性
[第3部]宇宙論の最先端――最新トピックス編
●第5章 インフレーション宇宙論からマルチバース、M理論へ
内容説明
宇宙創生のしくみから超ひも理論まで。主要トピックスをすべて網羅。
目次
第1部 見えてきた宇宙の姿―宇宙論概略編(宇宙137億年の歴史と未来;大宇宙、銀河はこうなっている)
第2部 相対性理論と量子論―基礎理論編(相対性理論が描く宇宙の姿;量子論が明かす自然の本性)
第3部 宇宙論の最先端―最新トピックス編(インフレーション宇宙論からマルチバース、M理論へ)
著者等紹介
佐藤勝彦[サトウカツヒコ]
1945年、香川県生まれ。京都大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。東京大学大学院理学系研究科教授、ビッグバン宇宙国際研究センター長、日本物理学会会長。理学部長・大学院理学系研究科長(2001~2003年)を務める。理学博士。専攻は宇宙論・宇宙物理学。「インフレーション理論」をアメリカのグースと独立に提唱、国際天文学連合宇宙論委員会委員長を務めるなど、その功績は世界的に広く知られる。1989年に井上学術賞、1990年に仁科記念賞受賞。2002年に紫綬褒章受章
富永裕久[トミナガヒロヒサ]
1964年生まれ。東京理科大学卒業。サイエンスライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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