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日本のものづくりは世界一―マスコミにもの申す

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569657127
  • NDC分類 509.21
  • Cコード C0036

出版社内容情報

ものづくりの視点から、日本のマスコミを糾す。

日本の問題点はマスコミにある。ミスリードで国民の足を引っ張りながら反省の色もない彼らの改善策を、ものづくりの視点から考察する。

「日本の製造業は競争力を失いつつあるのではないか」「中国、韓国に追い越される日は近いのではないか」……。一部マスコミではそのような報道がなされている。それに対して著者は明快に答える。「日本経済を築いたのはものづくりであり、日本は依然として製造業大国である」「中国、韓国に追い越されることは、少なくとも今後十年はありえない」。

▼著者の主張は正確なデータと長年の経験に裏打ちされたものである。一部マスコミでそれとは全く異なるような報道がなされてしまうのは、ひとえにマスコミの「思い込み」と「不勉強」に拠るものだと著者は主張する。古くはオイルショックのトイレットペーパー騒ぎ、最近ではデフレ=不況論議など、マスコミの予断に基づく世論のミスリーディングは後を絶たない。そのような状況に対して、正確なデータと失敗から学ぶ製造業の視点が欠かせないと著者はいう。ものづくり論の第一人者が、誰も報道しない「日本が勝ち続ける理由」を明かす。

●第1章 ものづくりを知らない日本のマスコミ 
●第2章 「不景気」はマスコミが作っている 
●第3章 マスコミは日本が嫌いなのか 
●第4章 マスコミは製造業の足を引っ張るな 
●第5章 マスコミが変われば日本も変わる

内容説明

マスコミはなぜかくも愚かなのか!?日本をミスリードし続けるマスコミの過ちを糾し、誰も報道しない「日本が勝ち続ける理由」を明かす。

目次

第1章 ものづくりを知らない日本のマスコミ(日本の製造業の実態をマスコミは知らない;マスコミが報道しない製造業の強さの秘密;製造業大国日本の未来は少しも暗くない)
第2章 「不景気」はマスコミが作っている(マスコミの演出する暗いムードが不況の原因;世間を惑わし続けてきたマスコミの「前科」;マスコミの成熟度で日本人の未来が変わる)
第3章 マスコミは日本が嫌いなのか(マスコミの唱える日本批判は空疎な念仏だ;マスコミを役立つメディアに変えるべきだ;日本のマスコミは間違った方向を向いている)
第4章 マスコミは製造業の足を引っ張るな(本質を知ればこんな軽薄な議論は出てこない;マスコミの扇動に乗ると日本の未来は危うい;製造業の現場には役に立つ話がたくさんある)
第5章 マスコミが変われば日本も変わる(情報の扱い方にはいろいろなスタイルがある;マスコミはみずから変身して魅力を高めよ)

著者等紹介

唐津一[カラツハジメ]
1919年、旧満州生まれ。東京大学工学部卒業後、逓信省電気試験所を経て、日本電信電話公社(現NTT)に入社。1961年、松下通信工業(現パナソニックモバイルコミュニケーションズ)に移り、1978年、常務取締役、1984年には松下電器産業技術顧問に就任。1986年より東海大学教授を務めた。東海大学名誉教授。1981年、デミング賞本賞受賞、2001年、勲三等瑞宝章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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