人間の頂―“生きる”意味を求めて

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569655178
  • NDC分類 180.9
  • Cコード C0012

出版社内容情報

真理を問うため、人はここまでのことをする!

インド、チベット……生と死が隣り合う極限の世界を彷徨した元カメラマンが、心と体で理解した真理とは? 驚愕のノンフィクション。

「価値観を根底から覆す」そうした書籍がこの世には存在する。本書は間違いなくその一冊である。

▼24年前プロカメラマンとしてインドに赴いた著者は、そこで様々な光景を目にする。飢餓や病のため、隣に寝ていた人が翌朝には死んでいるという日常。たかだか牛一頭と引き換えに親に売られる少女。そして死んだ肉体は目の前で焼かれ河に流される。

▼ある朝著者は河べりで瞑想中、流れ着いた人肉の塊を口にする。<人も、牛や豚と同じ肉ではないか>。人間とは何なのか? 生きるとは? 死ぬとは? 心かき乱す著者の目に映ったのは、貧困の果てに死んでいく人たちの顔にのぼった笑顔であった。

▼その笑顔と「輪廻転生思想」に関連を見出した著者はチベットに向かう。九死に一生を得てたどり着いた寺院。そこで待っていたのは、想像を絶する修行の日々であった。

▼生と死が隣り合う極限の世界を彷徨して見出した
[人生の真理]とは何か?

▼驚愕のノンフィクション。

●第一章 私が見た生きざま、死にざま 
●第二章 ヒマラヤ山中で修行生活を始めた 
●第三章 チベットでわかった体得の意味 
●第四章 体を使ってやってみることの大切さ 
●第五章 観音像が教える九対一の法則 
●第六章 隠れて人のためになることをする 

内容説明

私は無意識に、その焼け焦げた“人の肉”を口に運んでいた―。インドで出合った輪廻転生思想に魅せられ、チベットの秘境に入り込んだ著者。生と死が隣り合う極限の世界を彷徨し、心と体が理解した“人生の真理”とは?驚愕のノンフィクション。

目次

第1章 私が見た生きざま、死にざま
第2章 ヒマラヤ山中で修行生活を始めた
第3章 チベットでわかった体得の意味
第4章 体を使ってやってみることの大切さ
第5章 観音像が教える九対一の法則
第6章 隠れて人のためになることをする

著者等紹介

野口法蔵[ノグチホウゾウ]
1959年、石川県七尾市生まれ。1982年、新聞社退社後、インドに渡る。1983年、チベットのラダックにて得度。1986年、インド国立タゴール大学に滞在。ダライ・ラマより寺名禅処院を寄与される。1987年、帰国。現在は、新潟県東蒲原郡阿賀町に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うちこ

2
現実の見かたを教えてもらった感じで、人生観を変えてくれた本。この本は入手しにくくなっているけど、『チベット仏教の真実 ―「五体投地」四百万回満行の軌跡』にも近い内容が書かれています。 貧しい国では、あふれる現実を前に「あるべき論」を語る余地がない。離れたところに心を置ける隙間があると、「生と死」からどんどん離れた、生命力の低いいきものになってしまう。日本に居るときも忘れずにいたい、多様性と向き合うことについて教えてくれた。2010/01/26

ひろ

0
忘己他利自己対話~二人の自分を創る断食で直感力、危険回避能力を養う2016/05/03

k.kageyama

0
衝撃を受けた本です。 その後の生き方にも多分の影響を受けたことは間違いありません。

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