出版社内容情報
真理を問うため、人はここまでのことをする!
インド、チベット……生と死が隣り合う極限の世界を彷徨した元カメラマンが、心と体で理解した真理とは? 驚愕のノンフィクション。
「価値観を根底から覆す」そうした書籍がこの世には存在する。本書は間違いなくその一冊である。
▼24年前プロカメラマンとしてインドに赴いた著者は、そこで様々な光景を目にする。飢餓や病のため、隣に寝ていた人が翌朝には死んでいるという日常。たかだか牛一頭と引き換えに親に売られる少女。そして死んだ肉体は目の前で焼かれ河に流される。
▼ある朝著者は河べりで瞑想中、流れ着いた人肉の塊を口にする。<人も、牛や豚と同じ肉ではないか>。人間とは何なのか? 生きるとは? 死ぬとは? 心かき乱す著者の目に映ったのは、貧困の果てに死んでいく人たちの顔にのぼった笑顔であった。
▼その笑顔と「輪廻転生思想」に関連を見出した著者はチベットに向かう。九死に一生を得てたどり着いた寺院。そこで待っていたのは、想像を絶する修行の日々であった。
▼生と死が隣り合う極限の世界を彷徨して見出した
[人生の真理]とは何か?
▼驚愕のノンフィクション。
●第一章 私が見た生きざま、死にざま
●第二章 ヒマラヤ山中で修行生活を始めた
●第三章 チベットでわかった体得の意味
●第四章 体を使ってやってみることの大切さ
●第五章 観音像が教える九対一の法則
●第六章 隠れて人のためになることをする
内容説明
私は無意識に、その焼け焦げた“人の肉”を口に運んでいた―。インドで出合った輪廻転生思想に魅せられ、チベットの秘境に入り込んだ著者。生と死が隣り合う極限の世界を彷徨し、心と体が理解した“人生の真理”とは?驚愕のノンフィクション。
目次
第1章 私が見た生きざま、死にざま
第2章 ヒマラヤ山中で修行生活を始めた
第3章 チベットでわかった体得の意味
第4章 体を使ってやってみることの大切さ
第5章 観音像が教える九対一の法則
第6章 隠れて人のためになることをする
著者等紹介
野口法蔵[ノグチホウゾウ]
1959年、石川県七尾市生まれ。1982年、新聞社退社後、インドに渡る。1983年、チベットのラダックにて得度。1986年、インド国立タゴール大学に滞在。ダライ・ラマより寺名禅処院を寄与される。1987年、帰国。現在は、新潟県東蒲原郡阿賀町に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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