出版社内容情報
「利益」に強い企業はどこが違うのか。船井電機をはじめとする超高収益体質企業を綿密取材、気鋭のコンサルタントがその秘訣を探る。
日本経済復活といわれるほど、企業全般に好況感があるとはいえないのが現在である。そうしたなか、利益創出に苦心惨憺する中小企業経営者・経営幹部さらには起業家の方はおられることだろう。虚業により発展した企業が躓き、衰亡する。そんな事態が繰り返され、目立つ中で、まるで湖を悠然と泳ぐ白鳥のごとく、自然に超高収益を上げ続ける会社がある。では、彼らはどうやってその大きな利益を上げているのか。そこに着眼し取材・研究を進めたのが本書である。1000社以上の高収益会社のなかから抽出、様々な基準のフィルターにかけ、そのなかで残った優秀企業8社(船井電機、バルス、住田光学ガラス、ファンケル、和田精密歯研、セーレン、ハマキョウレックス、未来工業)に綿密取材、彼らの高収益の秘密を探り出し、理論提示するのが本書である。よって本書は巷にあふれる「理論だけ」の本ではない。実践のための実践書である。
[第一部]事業戦略としての増益経営 ――「本業強化」への7つの課題
●第一章
● まず取り組むべき「差別化」戦略
●第二章
● 「生産性」強化で増益経営を確実なものにする
●第三章
● 「増益経営」のためのさらなる挑戦
[第二部]会社戦略としての増益経営 ――「事業領域拡大」のための12の視点
●第一章
● 企業成長のために必要な視点とは何か
●第二章
● 新市場開拓のために必要な視点とは何か
●第三章
● 「事業領域拡大」のためのさらなる挑戦
内容説明
家電のフナイ、Francfrancなど提案型家具No.1のバルス、無添加化粧品・サプリメントのファンケル―。なぜ彼らは「強い」のか?各業界・超優良会社計8社への徹底取材・分析から見えてきた実践的経営戦略を大公開。経営者・経営幹部・プロジェクトマネジャー・起業家必見の書。
目次
第1部 事業戦略としての増益経営―「本業強化」への7つの課題(まず取り組むべき「差別化」戦略;「生産性」強化で増益経営を確実なものにする;「増益経営」のためのさらなる挑戦)
第2部 全社戦略としての増益経営―「事業領域拡大」のための12の視点(企業成長のために必要な視点とは何か;新市場開拓のために必要な視点とは何か;「事業領域拡大」のためのさらなる挑戦)
著者等紹介
石尾和哉[イシオカズヤ]
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)チーフコンサルタント。1959年、北海道生まれ。上智大学卒。京セラを経て三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社)入社。専門は増益経営戦略、サプライチェーンマネジメント、管理会計。必ずクライアント企業の利益を伸ばす、という信念で、日本国内はもとより、ヨーロッパ、アジア、中国など、多くの国で増益経営、経営戦略をコンサルティング。クライアント企業の業種は精密機械メーカー、重機械メーカー、航空機メーカー、アパレルメーカー、建設業、家具製造・卸、大手百貨店、大手スーパーなど、多岐にわたる。中小企業診断士、上級システムアドミニストレーター、ITコーディネーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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