出版社内容情報
歴史のなかで火花を散らしたライバルたち!
「蘇我入鹿vs中大兄皇子」から「西郷隆盛vs大久保利通」まで、その凌ぎ合いが日本を作った“ライバル対決”を解説する一冊。
「ライバルの存在が、励みになる」といったことを、スポーツ選手が口にすることがある。日本の歴史の中でも火花を散らす「ライバル対決」は数多く存在する。しかしそれは、命のやりとりを伴うものや名誉を賭けたものなど、その壮絶さから歴史に刻まれた出来事が多い。
▼本書では、その凌ぎあいが日本を作った“ライバル対決”を、図と写真とともに解説する。
▼「物部守屋VS蘇我馬子」――宗教上の対立が権力闘争に飛び火!
▼「大友皇子VS大海人皇子」――古代史上の大乱、壬申の乱の勝負を分けたものは?
▼ 「源義朝VS平清盛」――武家の2大名門の棟梁が対立したその理由とは?
▼「徳川綱吉VS徳川光圀」――次期将軍をめぐって対立した2人の有名人
▼「西郷隆盛VS大久保利通」――固い友情で結ばれたはずの二人に訪れた転機とは?
▼など、古代から近代まで46編、総勢92人たちの名勝負を通して、今まで気づかなかった意外な事実が見えてくる!
●第1章 大和・奈良・平安時代
●第2章 鎌倉・室町・安土桃山時代
●第3章 江戸時代
●第4章 明治時代
内容説明
日本の歴史を作ったライバル対決から今まで気がつかなかった意外な事実が見えてくる。
目次
第1章 大和・奈良・平安時代(物部守屋VS蘇我馬子;聖徳太子VS煬帝 ほか)
第2章 鎌倉・室町・安土桃山時代(源義経VS源頼朝;梶原景季VS佐々木高綱 ほか)
第3章 江戸時代(佐々木小次郎VS宮本武蔵;金地院崇伝VS南光坊天海 ほか)
第4章 明治時代(西郷隆盛VS大久保利通;板垣退助VS大隈重信 ほか)
著者等紹介
菊池道人[キクチミチト]
1961年、愛知県生まれ。早稲田大学卒業。大学在学中に「歴史文学ロマンの会」に入会、それを機に文筆を志す。10年間の塾講師を経て、現在は著述に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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