出版社内容情報
仏教の思想を子供向けにわかりやすく示す本。
お釈迦さまの教えを伝える「仏典童話」を題材に、わかりやすく仏教思想を解説し、命の大切さや生きる意味を、子ども向けにやさしく説く。
「感謝する心」「思いやりの心」「いのちの大切さ」「生きるとはどういうことか」など、子どもにぜひ教えておきたい18の大切なテーマを、仏典童話『ジャータカ物語』を主な題材にして、読み聞かせ用に編集した一冊です。
▼『ジャータカ物語』は、『イソップ物語』や『アラビアンナイト』『今昔物語』など、世界の偉大な文学に影響を与えた古い物語。この中には、お釈迦様の前世の姿として、たくさんの動物や人物が登場しています。
▼子どもにとっても親しみやすいエピソードやお話がちりばめてあり、説教くさくなく、子どもに仏教思想やお釈迦様の教えを伝えることができます。
▼監修は、宗教思想家ひろさちや氏。「はじめに」と「おわりに」で、お釈迦様の生涯について解説が加えられており、「お釈迦様」を知らない子どもにも理解できるよう、とてもやさしく解説しています。
▼「心の教育」が叫ばれている現代、ぜひ子どもに聞かせてやりたいお話ばかりです。
●第1章 こころのはなし
●第2章 わたしを見つめる
●第3章 生きるということ
内容説明
仏典童話『ジャータカ物語』を読み聞かせ用に編集。お釈迦さまの考えや仏教思想を、とてもわかりやすく解説します。
目次
第1章 こころのはなし(あわてんぼうのウサギ;スズメとトラ;おじいさんの不思議な力 ほか)
第2章 わたしを見つめる(ぬすまれたしんじゅの首かざり;あまいミツ;一つぶの豆 ほか)
第3章 生きるということ(とりかえっこ;あわのかんむり;青ガエルのひとりごと ほか)
著者等紹介
ひろさちや[ヒロサチヤ]
宗教思想研究家。仏教をはじめ、儒教・キリスト教・イスラム教など、さまざまな宗教をわかりやすく説き、幅広い支持を得ている。1936年、大阪市生まれ。1960年、東京大学文学部印度哲学科卒、同大学院博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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