出版社内容情報
日常生活のあちこちにある「禅的思想」を例として用い、難しいイメージのある「禅」を、だれでもすっきり理解できるよう解説します。
「ZEN」として海外でも広く信仰されている「禅」のことを、身近な話題を使って、基礎知識と簡単な実践法をわかりやすく解説。
▼難解な禅問答や、つらい坐禅の修行。「禅」といってイメージするのは、そういったつかみ所のない、きびしい決まりごとの多い宗教ということかもしれません。そのため、気軽に日々の生活に禅を取り入れたり、修行を実践したりしようとする人は少ないでしょう。しかし実際には、わたしたちの日常生活のあらゆる場面に、禅的な思想、要素が見つかるのです。禅の考えでは、「行住坐臥」すなわち日常の立ち居振る舞いすべてが、心身の鍛錬につながります。いつなんどき、どんなきっかけで悟りが得られるかわかりません。
▼本書では難しい理屈は割愛し、禅の基礎知識や坐禅、瞑想の実践法など、実用的な情報を充実させました。本書を手にとって、気軽に禅的生活を始めてみてください。
●第一章 今さら聞けない禅のこと
●第二章 元気になる禅
●第三章 禅が息づく日本文化
●第四章 禅の教えで過ごす一日プログラム
●第五章 心と体で知る坐禅
●第六章 お寺はもっと楽しめる
内容説明
厳しい修行や難解な禅問答だけでなく、食べることも歩くことも顔を洗うことも、日常のことすべては「禅」である。禅の実践法を知って、あなたも「禅マスター」に。
目次
第1章 今さら聞けない禅のこと
第2章 元気になる禅
第3章 禅が息づく日本文化
第4章 禅の教えで過ごす一日プログラム
第5章 心と体で知る坐禅
第6章 お寺はもっと楽しめる
著者等紹介
正木晃[マサキアキラ]
宗教学者。神奈川県生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター客員助教授等を経て、慶應義塾大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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