落語の名台詞100―ちょっと小粋な言葉がいっぱい!

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落語の名台詞100―ちょっと小粋な言葉がいっぱい!

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  • サイズ B40判/ページ数 231p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569648811
  • NDC分類 913.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

知っておきたい古典落語の名セリフを紹介。

古典落語を中心にしつつ、ぜひとも知っておきたい落語の名セリフを100取り上げ、そのあらすじ、醍醐味を紹介する。

本書は、古典落語に出てくる台詞を紹介し、それらを現代にあてはめればどのように活用できるかを解説したものである。そのまま使えるものもあれば、少しアレンジすれば使えるものもある。噺のあらすじも紹介しているので、その台詞がどのような状況の中で出てくるのかもわかる。

▼「あらちょいと、お前さんもろこしだよ。」「お前まで与太郎がうつったんじゃないか?」「大きくは見えましても、半分は雪でございます」「おんなじようなのがもう一人ふえちゃったよ」「あんなに苦しい思いをするくらいなら生きてるほうが楽だ」・・・。落語ファンでないと、一見しただけではわからない台詞もあるが、内容がわかれば、呵呵大笑。そして使ってみたくなる。

▼テレビ番組「笑点」といえば三遊亭円楽師匠であるが、本書は、円楽師匠が大絶賛されている。

▼落語ファンのみならず、誰でも常識として知っておきたい、落語の名・迷台詞の本!               

内容説明

古典落語の名言・名句と噺のあらすじを紹介し、言葉のツボを解説。

目次

第1章 人生、笑って泣いて、笑って笑って(おれがいったんじゃねえ。あれは酒がいわせた―『鼠穴』;世のなかでなんかおかしいなーとか、どうしたんだろうなーってときは、必ず裏に女がいるんだよ―『佐野山』 ほか)
第2章 こんな台詞がいえるのも、強い絆があればこそ!?(お前さんはなにか考えると死ぬよ―『あわびのし』;なぜそう亭主をおびやかすってんだ―『風呂敷』 ほか)
第3章 与太郎も八つぁんも、天然だからおもしろい(八百両てえと千両より多いのか?―『御慶』;だから雨具貸してくださいっていってみろ。そしたら提灯貸してやるから―『道潅』 ほか)
第4章 どんなときでも気っぷのよさと心意気さえあれば…(あなた方に会計された日には、あとがこわい―『明鳥』;大家さん…ここであっしが上がっちまうと、ほかのもんがこの羽織を着てこらんないとか思ったことないでしょ―『金の大黒』 ほか)
第5章 屁理屈や言い逃れ、口から出まかせはほどほどに!(吉原というところは日本にあるんでございますか―『文七元結』;わかっておるから、予は「目黒」とは申した、しかし「さんま」とはいわん―『目黒のさんま』 ほか)

著者等紹介

三遊亭道楽[サンユウテイドウラク]
1961年、北海道生まれ。北海道教育大学釧路分校中退。1983年、三遊亭円楽師匠が釧路に公演に訪れたさいに弟子入りを志願。円楽師匠から「大学を卒業してから来なさい」と諭されるも、同年3月、師匠宅を訪れて入門を許され、初代道楽の名をもらう。同年6月、上野本牧亭で初高座。86年3月、二つ目。91年10月、真打に昇進し、現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sheemer

3
Unlimited。楽しい本。名せりふのある落語を紹介して後半でせりふの解題、なのだが、だいたい全体の70%はその落語のあらすじ。ちょっと落語を聞いたことがあるなら、それが思い出されてどこを読んでも楽しい。まったく落語を聞いたことがない人に楽しいかは、わからない。。けっこう蘊蓄もあり。2019/02/10

甘木

2
迷台詞の数々、サゲではないためうろ覚えなとこもあり、で結局このサゲ何だったっけ?って気になり、結局調べてしまった。小言幸兵衛の説明「傍若無人なら演者の好みで変えられる」には笑った。今の時代、傍若無人にも種類があって楽しそうだ。冗談の分からん人に怒られないかが問題だけど(笑) デジタルで読んだので最初気付かなかったけど、推薦文が五代目圓楽師匠なのはお弟子さんだからか。ついでに調べたら、丁度私が生まれた年から笑点メンバーは16年変更がなかったと知って、余計に寂しくなった。見れるうちに行かねば!2014/10/17

halow

1
その時々で大きく言い回しが変わる落語での名台詞とは何かと思って読んだ。落語らしいユーモアを抽出するようなセリフがチョイスがされていて面白かったが、中途半端なあらすじと所感にほとんどの分量が割かれているのはちょっとなと思った。2021/09/01

私的読書メモ3328

1
早々にギブアップしました。落語家にとって最大級の侮辱をしてしまいますが、正直に言って、「野暮」の一言。著者の選んだ名台詞につき、見開き2ページで、右側にその台詞の登場する落語のあらすじ、左側に作者のコメントという形式。が、作者のコメントもほぼあらすじで、自分の言葉での言及にも鋭さや愉快さはなく。まだ聞いたことがない落語があれば、無駄にネタバレを食らうだけの本に思います。本書を読むぐらいなら、普通に落語を聞いて回るべきでしょう。2020/10/14

こけこ

1
おもしろかったー。落語って、粋ですね。2019/04/18

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