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目からウロコの脳科学―心と脳はここまで分かった!

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  • サイズ B6判/ページ数 220,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569648613
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0040

出版社内容情報

脳科学の現状をわかりやすく紹介する入門書。

心と脳はここまでわかった! 脳科学の現状を大胆に整理して、そのエッセンスを図解でわかりやすく紹介。この一冊で脳のことがわかる!

脳に対する関心は、かつてないほど高まっている。テレビでは「脳を鍛える」といった番組が連日のようにオンエアされ、「脳年齢」なるものを測定するソフトがヒットしたことも記憶に新しい。しかし冷静に脳のしくみやその働きに迫るような啓蒙は案外不足している。書店に行けば、たしかに脳科学の本が所狭しと並んでいるが、専門的な本は敷居が高すぎるし、一方、入門書はというと、古くから知られている知識に終始していて、刺激的な最先端の知識は触れられていない。本書はこのような状況をふまえて、企画された。第1部では、脳科学の最先端で議論されている刺激的なトピックを極力取り上げ、第2部では、それを理解するベースになる脳科学の体系的な知識を網羅した。基礎的知見から量子脳理論まで――脳科学の主要トピックをバランスよく網羅した本書は、事典としても、また読み物としても、脳や心のことを知るための恰好の入門書である。

[第1部]脳科学の最先端 ――最新トピックス編 
●第1章 脳と意識 ――〈私〉はいかにして生まれるのか 
●第2章 脳と障害 ――驚くべき脳の世界 
●第3章 脳と文明 ――人間と社会を変える脳 
[第2部]脳のしくみ ――基礎知識編 
●第4章 ハード・物質系 ――脳の基礎構造を知る 
●第5章 ソフト・現象系 ――脳の機能を知る 
●第6章 複合系 ――脳の多様性と進化を知る 

内容説明

本書は、脳科学の最先端のさまざまなトピックを、基礎的知見から量子脳理論まで、わかりやすく解説した貴重な試みである。

目次

第1部 脳科学の最先端―最新トピックス編(脳と意識―“私”はいかにして生まれるのか;脳と障害―驚くべき脳の世界;脳と文明―人間と社会を変える脳)
第2部 脳のしくみ―基礎知識編(ハード・物質系―脳の基礎構造を知る;ソフト・現象系―脳の機能を知る;複合系―脳の多様性と進化を知る)

著者等紹介

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院客員助教授、東京芸術大学非常勤講師。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職

富永裕久[トミナガヒロヒサ]
1964年生まれ。東京理科大学卒業。サイエンスライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maimai

34
人間にとって最も大切な臓器の1つである「脳」について様々な知識が書かれています。脳の前頭野を切除して激しい鬱を改善した「ロボトミー手術」。患者はその後人間らしい感情を失ってしまい廃人となったこと。サヴァン症候群といって右脳、左脳のバランスが崩れてIQは低いけどあるひとつの分野に特化しているという病気。驚いたことに現在の脳科学の分野は力学でいうニュートン以前みたいです。まだまだ分かっていないことが多い脳科学の分野、これからどんな発見がされるか楽しみですね!2016/06/20

くりごはん

1
脳について少し理解が深められたと思う。このような専門書は複数回読んで正確な知識を定着させていきたい。風呂敷を広げ過ぎてちょっと内容が浅いかなと。2013/04/06

みよけん

1
「意識は特に何もしていない」という驚くべき仮説があるらしい。意識的に指を動かしたつもりでも、その決断よりもコンマ数秒前には既に脳内で準備電位が起こっている。つまり意識する前に無意識が勝手に電位を変化させてるんだよ!びっくり。意識とは、無意識の残滓でしかないのかも・・・。フォトリーディングはいかに無意識の領域を活かせるかだと思うが、この「無意識」とやらをもっと信用して良さそうだ、と思わせてくれた一冊。2010/02/16

リール

0
22013/06/01

ゆであずき

0
コタール妄想やアウトライヤー遺伝子はヒットするのに「経験の繰り上げ説」はググってもヒットしない・・・2013/10/10

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