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ドキュメント 小さな会社は「個人情報保護法」にどう立ち向かったか―ある不動産鑑定会会社におけるケーススタディ

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569648552
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0034

出版社内容情報

個人情報保護法への取組みを描くドキュメント。

個人情報保護法にいかに取り組むべきか? ある小さな会社の実例に学ぶとともに、今後への対策を考えるビジネスノンフィクション。

本書は、社員60名の小さな会社が、個人情報保護法と格闘した記録である。不動産鑑定会社である三友システムアプレイザルに、ある日、クライアントからの質問書が届いたのが事の始まりであった。そこには、個人情報保護法施行を控えて、社内体制からシステム管理、規定の有無などまで、詳細に対応状況を問いただす質問が並んでいた。正直な所、「個人情報保護法なんて自分たちには関係ない」と考えていた三友の社員たちは驚く。しかし、「何とかしなければ……」と立ち上がっては見たものの、実際は途方にくれるような茨の道が待ち受けていた……。個人情報保護法施行から1年。今でも、個人情報の漏洩事件は新聞の社会面を頻繁に賑わしている。混乱する企業社会に、三友の悪戦苦闘の実例は確かなヒントを提供するに違いない。「明日は我が身」と思って読むべき一冊である。

●序章 うねりにのまれた小さな会社 
●第1章 「個人情報保護法」なんて関係ない 
●第2章 システム構築と技術的安全管理措置 
●第3章 襲ってきたうねり“悪夢の十二月” 
●第4章 社内の問題を明らかにする 
●第5章 個人情報保護方針の作成 
●第6章 引っ越しと物理的安全管理措置 
●第7章 社内教育と人的安全管理措置 

内容説明

個人情報保護法が施行されて1年が経過した。これまでになかった新しい考え方にもとづく法律だけに、もともと企業の戸惑いは大きかった。現在でも、混乱は続いている。企業の様子を見ると、過剰に反応しているか、まったくの無関心か、二極化している。そして、法の施行をあざ笑うかのように、個人情報の漏洩事件は後を絶たない。本書は、社員60名の小さな会社が、個人情報保護法と格闘した記録である。

目次

序章 うねりにのまれた小さな会社
第1章 「個人情報保護法」なんて関係ない
第2章 システム構築と技術的安全管理措置
第3章 襲ってきたうねり“悪夢の十二月”
第4章 社内の問題を明らかにする
第5章 個人情報保護法方針の作成
第6章 引っ越しと物理的安全管理措置
第7章 社内教育と人的安全管理措置

著者等紹介

井上明義[イノウエアキヨシ]
1937年生まれ。学習院大学政経学部卒業。日本生命、ミサワホームを経て、1980年、三友システム住宅融資(現三友システムアプレイザル)設立。以来代表取締役。三友システム不動産金融研究所代表取締役。「嘱託鑑定士制度」「効率鑑定書」などの新しいシステムを不動産鑑定業界に導入し、「業界を変えた」と言われる。土地バブル最盛期に、地価暴落を予言したことでも知られる

橋本淳司[ハシモトジュンジ]
1967年、群馬県生まれ。ジャーナリスト。学習院大学卒業後、出版社勤務を経て現在に至る。経済、経営、水問題を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。