出版社内容情報
人の健康と地球環境を取り戻す夢と実践の書。
「人の健康と地球環境を取り戻したい」と強く願う著者の、夢と実践の書。FFCという新技術を使って成果をあげている多くの実例を紹介。
「経済活動と環境保全は相反するもの」。二十世紀は、こういう考えで物事が動いてきた。しかし2005年3月、国連は全世界に向けて重大な発表を行なった。「このままいけば、あと50年で我々の地球は回復不能になるだろう」と。
▼本書は、そんな背景をふまえて、「経済」と「環境」そして「人の健康」のすべてが良くなるシステムを、FFCテクノロジーという著者が20年にわたって研究を重ねてきた技術によって実現しようというものである。
▼このテクノロジーを活用することによって農作物の生長が促進された、養殖の魚が死ななくなった、海草の群落が復活した、養鶏場の悪臭がなくなった、体が丈夫になったという日本各地での実績と同時に、万国博覧会「愛・地球博」への参画、ハーバード大学との共同研究、九州の自治体と組んだ湾の浄化作戦などが紹介される。
▼「地球と人の健康を取り戻したい」と強く願い続ける著者の、世界に向けた提案の書である。
内容説明
「経済効果」と「環境再生」を両立させる、画期的テクノロジー。
目次
序章 地球と人の健康を取り戻したい
第1章 「愛・地球博」への参画
第2章 ハーバード大学との共同研究―FFCの科学的解明に向けて
第3章 海よ、土よ、人よ、蘇れ!―FFCテクノロジーの実績
第4章 天草の湾を再生しよう―熊本県新和町での試み
第5章 地域や社会のために何かをしたい
著者等紹介
赤塚充良[アカツカミツオ]
昭和8年、三重県生まれ。昭和24年、中学校卒業後、家業の農家を手伝う。そのかたわら、高野尾村青年団の団長を務め、村の発展のために尽力する。昭和31年、3年間の農業研修のため渡米。帰国後は、三重県の園芸振興に多大な貢献をすると共に、日本の新しい園芸のあり方を提唱・改革し続け、自ら実践している。また昭和59年からは「水の働き」に着目して研究を始め、人々の健康、地球環境、経済を同時に改善する技術「FFCテクノロジー」を開発した。現在この技術の普及に全力を注いでいる。平成17年に愛知県で開催された国際博覧会「愛・地球博」では、巨大緑花壁「バイオラング」のオフィシャルパートナーとして参加し、FFCテクノロジーによって万博のテーマである「自然の叡智」を再現した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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