出版社内容情報
専門用語や数式を使わないで金融を解説。
めまぐるしく変化する金融業界。金融とは何かについて、「金融業界は1リーグ制」「金融はエステ業?」とのフレーズでやさしく紹介。
「金融機関の役割って何?」「金融業はほかの産業と比べて何が違うの?」。あなたはこう訊かれたら、どう答えるだろうか。お金を扱う業界のことは、なんとなくわかっているようで説明するとなると難しい。それゆえ、再編を繰り返す銀行や証券会社がどちらの方向に行こうとしているのかさえ、よくわからない。おそらく金融業界で働く人たちもよくわかっていないかもしれない。
▼本書は日米の金融機関で働いた経験のある著者が、専門用語や数式をなるべく使わずに金融の世界を誰にでもわかるように解説している。「金融業界は一リーグ制」「金融業は召使い」「金融機関の商品はリスク管理サービス」などと、平易なフレーズでその本質をズバリ喝破している。本質がわからないのでは、お付き合いもできないし、働くこともできない。
▼金融機関に就職を希望する学生や、自分の資産がどう扱われているかを知りたい年配の方、現役の金融マンにもぜひ読んでもらいたい。
目次
第1章 いま、金融の世界に何が起きているのか
第2章 金融業界は特殊な世界か
第3章 金融の“本質的な役割”について考える
第4章 金融に対する“期待の変化”について考える
第5章 金融サービスの“これから”について考える
蛇足の章 金融サービスとの付き合い方
著者等紹介
西浦裕二[ニシウラユウジ]
アリックスパートナーズ日本代表。1953年1月岐阜県生まれ。一橋大学社会学部卒業。日米の金融機関(住友信託銀行ならびにシティバンク)、経営コンサルティング会社(ブーズ・アレン・アンド・ハミルトンならびにローランド・ベルガー)の日本代表等を経て、2006年1月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 本当に怖いのは、第三の脂肪 幻冬舎単行本