出版社内容情報
家計に喩えることで決算書が直観的にわかる本。
会計がわからないのは、実感がわかないから。本書は会計を家計に喩えることで、決算書のしくみや読み方が直観的にわかるよう構成する。
書店には決算書の入門書がたくさん並んでいます。「重要な比率分析はこれだ」といった結論だけがいきなり書いてあるものも見かけますが、これではいわゆる暗記本と一緒であり、会計の本質を学ぶことはできません。本当に会計の本質を学びたいなら、「そもそも何のために決算書があるのか」「会計が表現している企業活動とはどんなものか」といった基礎的な事柄を理解することが肝要です。そこで本書では、営業・投資・財務という3つの経済活動に沿って決算書のしくみを解説し、それが債権者や投資家など企業の利害関係者にとって、どんな意味を持つのかを明示的に解説しました。また家計の喩えを使うことで、会計用語が直観的に理解できるよう、説明を工夫しました。たとえば、買掛金は「クレジット払いするときの代金」、資本は「出世払いするからと言って親から借りた資金」といった具合です。初心者から再入門者まで、会計の本質を一から学べる入門書です。
●序章 会計のしくみを理解する――「決算書」と「家計簿」の違いから
●第1章 3つの経済活動という基礎――「営業」「投資」「財務」を家計に喩える
●第2章 3つの決算書は何のためにあるのか――債権者・投資家にとってのB/S・P/L・C/F
●第3章 営業活動にかかわる会計科目――「稼ぎの主力」は決算書でどう扱われるか
●第4章 投資活動にかかわる会計科目――「将来の糧」は決算書でどう扱われるか
●第5章 財務活動にかかわる会計科目――「不足資金の外部調達」は決算書でどう扱われるか
●第6章 経営分析のポイントと手順――「収益性」と「流動性」から経営実態を分析する
●第7章 新しい会計基準の知識――税効果会計から減損会計、のれん・自己株式まで
内容説明
会計の本質を知るために、企業活動と決算書の関係を“家計の喩え”と“豊富な図”で説き明かします。
目次
序章 会計のしくみを理解する―「決算書」と「家計簿」の違いから
第1章 3つの経済活動という基礎―「営業」「投資」「財務」を家計に喩える
第2章 3つの決算書は何のためにあるのか―債権者・投資家にとってのB/S・P/L・C/F
第3章 営業活動にかかわる会計科目―「稼ぎの主力」は決算書でどう扱われるか
第4章 投資活動にかかわる会計科目―「将来の糧」は決算書でどう扱われるか
第5章 財務活動にかかわる会計科目―「不足資金の外部調達」は決算書でどう扱われるか
第6章 経営分析のポイントと手順―「収益性」と「流動性」から経営実態を分析する
第7章 新しい会計基準の知識―税効果会計から減損会計、のれん・自己株式まで
感想・レビュー
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