出版社内容情報
人気ヴァイオリニストが「クラシックの名曲」を厳選し、より深く楽しく味わうための聴き方をお伝えします。万人のための入門書。
お茶の間で人気の女流ヴァイオリニストによる初心者のためのクラシック音楽入門書。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンからショパン、ブラームス、バーンスタインまで、著者自身が大好きな曲を中心に50曲を厳選。アメリカのオーケストラに所属していたときの経験や、現在のソロ奏者としての立場から、豆知識や裏話を交えてユーモアたっぷりに紹介する。音楽評論家からはけっして聞くことができない本音の名言、迷言が満載!読めばクラシック音楽がもっと身近になること間違いなし!!
ベートーヴェン・交響曲第5番≪運命≫、ブラームス・交響曲第1番、マーラー交響曲第1番≪巨人≫、リムスキー=コルサコフ・組曲≪シェエラザード》、ラヴェル・ボレロ、メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲、ドヴォルザーク・チェロ協奏曲、モーツァルト・クラリネット五重奏曲、サン=サーンス・動物の謝肉祭、ヴェルディ・オペラ≪椿姫≫etc.
内容説明
お茶の間で人気の女流ヴァイオリニストによる、初心者のためのクラシック音楽入門書。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンからショパン、ブラームス、バーンスタインまで、著者自身が大好きな曲を中心に五〇曲を厳選しました。古今の名曲をより深く、楽しく味わうためのツボを、演奏家の立場から、豆知識や裏話を交えつつお伝えします。音楽評論家からはけっして聞くことができない名言、迷言が満載!名曲の意外な側面が明らかに。
目次
1 シンフォニー(脅かす作曲家、ハイドンさん―ハイドン/交響曲第四五番『告別』、第九四番『驚愕』;くら~い短調で始まる交響曲―モーツァルト/交響曲第四〇番、第四一番『ジュピター』 ほか)
2 管弦楽曲(ご機嫌とりの舟遊び―ヘンデル/水上の音楽;コンマスかっこいいっす!―リムスキー=コルサコフ/交響組曲『シェエラザード』 ほか)
3 コンチェルト(弾いていたのはコギャルたち?―ヴィヴァルディ/協奏曲集『四季』;マイ・ファースト・モーツァルト―モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第三番、第五番『トルコ風』 ほか)
4 室内楽曲・器楽曲(ヴァイオリニストの聖書―J・S・バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ;世界に通用する音楽家の音は?―モーツァルト/クラリネット五重奏曲 ほか)
5 オペラ・その他(クラシック界の女王たち―マリア・カラス/アンジェラ・ゲオルギュー/サラ・ブライトマン;イタリアオペラの巨人―ヴェルディ/歌劇『椿姫』 ほか)
著者等紹介
高嶋ちさ子[タカシマチサコ]
東京都出身。6歳からヴァイオリンを始め、徳永二男、江藤俊哉、ショーコ・アキ・アールの各氏に師事。桐朋学園女子高等学校音楽科、同大学を経て、1991年イェール大学音楽学部大学院に奨学生として入学。在学中にノーフォーク音楽祭、サラソタ音楽祭、バンフ音楽祭、PMF等に参加。1994年マイケル・ティルソン・トーマス率いるニュー・ワールド・シンフォニーに入団。1995年CDデビュー。1997年本拠地を日本に移し、音楽活動を始める。明るく飾らないキャラクターで、テレビ、ラジオ等のメディアで大いにその活動の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。