出版社内容情報
SEに関する驚きのトラブル事例を多数収録。
実際には使えないシステム、とんでもないバグ……。SEと発注者の間で繰り広げられる、抱腹絶倒のトラブルの数々をリアルに描く。
システム開発の現場には、思わず「冗談だろ!」と言いたくなるような話が満ち溢れている。半年間かけて開発したものがたった一言でパーになってしまったり、運用開始後3時間でストップするようなシステムができあがってしまったり……。
▼本書は多くのSEや企業への取材により、SEやシステム発注者なら誰もが思わず「あるある!」と叫んでしまうような実話を多数採取。そして、それらを紹介した上で、「SEそして発注者は、そんなときどうすればいいのか」を説く。いわば、「紙上失敗シミュレーション」とでも言うべき内容である。
▼システム開発にかかわる上で欠かせない知識・能力が体系的に理解でき、なおかつ、「笑える業界ウラ話」としても楽しく読めるお得な一冊だ。
●第1章 SEの世界には「トホホな話」がいっぱい
●第2章 システム開発の第一歩は見積りをめぐる攻防戦
●第3章 システム開発におけるSEのキモはこれだ!
●第4章 コーディング終了から始まる長い戦い
●第5章 「トホホな話」に泣かないためのマネジメント
内容説明
ベストセラー『SEの持つべき思想』の著者が、多くの失敗事例を元に、SEと発注者が持つべき「心得」を説く。
目次
第1章 SEの世界には「トホホな話」がいっぱい(「システム」という言葉は誤解のもと;システム発注側と開発側との終わりなき攻防 ほか)
第2章 システム開発の第一歩は見積りをめぐる攻防戦(欲しいシステムの姿を、発注側と受注側で描き出す;提案書と見積りは狐と狸の化かし合い ほか)
第3章 システム開発におけるSEのキモはこれだ!(システムの輪郭を形作る要件定義;システムの全貌を明らかにする設計書 ほか)
第4章 コーディング終了から始まる長い戦い(「開発」にはテストも含まれている;各種資料も立派な納品物 ほか)
第5章 「トホホな話」に泣かないためのマネジメント(プレゼンテーション力を身につける;第一の原則「相手の知りたいことを伝える」 ほか)
著者等紹介
秋月昭彦[アキズキアキヒコ]
大阪府生まれ。小学校時代を海外で過ごし、AppleやApple2に出会う。東京工業大学を卒業後、大手プリント配線板メーカー勤務を経て、パソコンインストラクターやドライバー、塾講師をしながらゲーム企画会社を設立する。その後、会社を人手に渡し、コンピュータ関連の雑誌やWebマガジンの編集、企業向けWebコンテンツの企画・制作・コンサルティング、Webを中心としたコンピュータシステム開発の発注マネジメントなどを手がける
瓜生聖[ウリュウセイ]
宮崎県生まれ。小学生の頃に友人が持っていたMZ‐80K2Eに衝撃を受け、プログラミングを始める。大学卒業後、ゲーム開発会社に就職するも、生産管理システム等を開発する会社にプログラマとして派遣される。その後、金融情報サービス会社、WWW情報サービス会社などでSEを勤め、現在は電子ブック技術やeラーニングに携わる。PC USER(ソフトバンク・パブリッシング)にてプログラミング入門を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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