出版社内容情報
トヨタイズムの根幹には何があるのか? 上司と部下の関係など「人づくり」に焦点をしぼって、日本のトップにたつ企業を徹底研究。
「モノづくりは人づくり」「人が人をつくる」「モノをつくる前に人をつくれ」――トヨタには営々と語り継がれてきた人づくりへのこだわりがある。成果主義にもリストラにも背を向け、いまだ終身雇用を守りつづける会社が、なぜ純益一兆円を超え、アメリカのビッグスリーを凌駕するトップ企業となったのか? 「上司と部下」の関係に焦点をしぼった人づくりの面から、世界最強経営の根幹を明らかにする。マネーゲームにも見える買収劇によって時価総額を膨らませていくライブドア的手法に対し、「一世代かけて同質化すれば買収は必ず成功する」というトヨタ流の考え方はなんとも異質だ。だが、トヨタ幹部が口にする「一〇年」「一世代(三〇年)」という単位に、トヨタの本当の強さの秘密がある。人を育て、自分を育て、会社を大きく育てるトヨタのノウハウは、仕事のうえでも、人生を豊かに生きるうえでも、きっと役に立つ。
●第1章 平伏させず心服させる――人づくりは信頼改善である
●第2章 人と環境を同時に育てる――人づくりはシステム改善である
●第3章 小さなミスに大きく学ばせる――人づくりは問題改善である
●第4章 ケタの違う発想を引き出す――人づくりは発想改善である
●第5章 呼びつける前に現場に出向く――人づくりは現場改善である
●第6章 自分の部下を会社の財産に育てる――人づくりは自分改善である
内容説明
「モノづくりは人づくり」―トヨタには営々と語り継がれてきた人づくりへのこだわりがある。成果主義にもリストラにも背を向け、いまだ終身雇用を守りつづける会社が、なぜ純益一兆円を超え、アメリカのビッグスリーを凌駕するトップ企業となったのか?「上司と部下」の関係に焦点をしぼった人づくりの面から、世界最強経営の根幹を明らかにする。人を育て、自分を育て、会社を大きく育てるトヨタのノウハウは、仕事のうえでも、人生を豊かに生きるうえでも、きっと役に立つ。
目次
第1章 平伏させず心服させる―人づくりは信頼改善である
第2章 人と環境を同時に育てる―人づくりはシステム改善である
第3章 小さなミスに大きく学ばせる―人づくりは問題改善である
第4章 ケタの違う発想を引き出す―人づくりは発想改善である
第5章 呼びつける前に現場に出向く―人づくりは現場改善である
第6章 自分の部下を会社の財産に育てる―人づくりは自分改善である
著者等紹介
若松義人[ワカマツヨシヒト]
1937年宮城県生まれ。トヨタ自動車工業に入社後、生産、原価、購買の各部門で、大野耐一氏のもと「トヨタ生産方式」の実践、改善、普及に努める。84年以降は農業機械メーカーや住宅メーカーなどでもトヨタ方式の導入と実践にあたった。91年韓国大宇自動車顧問。92年カルマン株式会社設立。現在同社代表取締役社長。西安交通大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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