出版社内容情報
世界の常識・聖書のすべてを図解で解説する。
旧約聖書の天地創造からキリスト教の成立まで、聖書の知識をこの一冊に集約。知っているようで知らない聖書のすべてを図解で解説。
無人島で暮らすのに一冊だけ本を持っていくことを許されるのなら、「聖書」と答える人が多いと言います。その理由は、聖書が実に多面的な書物であり、信仰の源泉、人生の支え、生きていくうえでの知恵やヒント、西洋文明の基幹と……非常に多岐にわたって興味深いものだからです。一方、古代に書かれた文献の一つとして分析し、その成立事情を歴史的に考える「聖書学」という学問があります。聖書には、実は読めば読むほど、まだ解明されていないさまざまな謎や、よく分からない不思議な現象が数多くあるのが明らかになることです。この立場から見ると、聖書は巨大で複雑な知的パズルなのです。
▼本書は従来の「聖書」入門ではなく、「聖書学」入門として、聖書に関心を持つ多くの方に、一般にはあまり知られていない聖書の諸側面を明らかにして、知的パズルの解明をとことん目指しています。
●1章 聖書とは何か?
●2章 モーセ五書
●3章 歴史書
●4章 預言書
●5章 諸書――ケトゥービーム
●6章 中間時代
●7章 ナザレのイエスの生と死
●8章 原始キリスト教――キリスト教の成立
内容説明
史上最大のベストセラー『聖書』とは、いったい、何なのか?さまざまな謎を解明し、巨大かつ複雑な“知的パズル”を読み解けば、いつのまにか西洋文明の根幹が見えてくる。
目次
1章 聖書とは何か?
2章 モーセ五書
3章 歴史書
4章 預言書
5章 諸書―ケトゥービーム
6章 中間時代
7章 ナザレのイエスの生と死
8章 原始キリスト教―キリスト教の成立
著者等紹介
山我哲雄[ヤマガテツオ]
1951年、東京生まれ。’76年、早稲田大学第一文学部人文学科卒業、’85年、同大学院文学研究科博士課程修了(聖書学・宗教学専攻)。埼玉大学、早稲田大学、立教大学、東京女子大学等で講師を務めた後、’90年、北星学園大学助教授、’95年、同大学教授。「東急セミナーBE」(東京)や「朝日カルチャーセンター」(札幌)にて、聖書に関する一般向け講座の講師を永年にわたり続けている。日本聖書学会研究所所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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