出版社内容情報
わかりやすく正確に伝えるルール100。
河合塾の国語科講師が仕事に活かす文章の書き方を伝授。わかりやすく、正確に伝える理詰めの文章術を、誰でも書けるようになる。
河合塾の国語科講師が、わかりやすく、正確に伝える文章の書き方を伝授。
▼私たちが学校で習う文法、いわゆる「学校文法」は、日本語を文節や品詞に分解・分類することを目的にしています。残念ながら、学校で「文法」が作文技術と結び付けて教えられることは、ほとんどありません。また、学校でまとまった文章を書く機会もあまりありません。つまり、文章が上手に書けなくて悩んでいる社会人のほとんどが、「文章を書く(組み立てる)ための文法」についてあまりよく知らないまま、また、文章を書く訓練をほとんど受けないまま社会人になってしまったと考えられるのです。
▼本書は、「文章を書く(組み立てる)ための文法」や、文章訓練の際に役立つアドバイスをまとめたものです。「文章が上達しない」根本的な原因に気づくことができるとともに、「書くための文法」を体系的に身につけることができます。
●第1章 細かい点を気にする前に―大前提の確認
●第2章 文がおかしくなるときに
●第3章 文と文がうまくつながらないときに
●第4章 文章がうまく組み立てられないときに
●第5章 わかりやすく正確に書けないときに
目次
第1章 細かい点を気にする前に―大前提の確認(書く前に、まず書くべき内容について考える。;メモを作りながら、考えを整理する。 ほか)
第2章 文がおかしくなるときに(文は句点で区切る。;文とはどういうものかを知る。 ほか)
第3章 文と文がうまくつながらないときに(ただ文を並べても文章にはならない。;文と文の関係を意識する。 ほか)
第4章 文章がうまく組み立てられないときに(意見を述べるときは、文章を四つの要素で組み立てる。;調査や実験・観察の結果をまとめるときは、文章を四つの要素で組み立てる。 ほか)
第5章 わかりやすく正確に書けないときに(「わかりやすい説明」の仕方を知る。;読み手のレベルに合わせて文章を書く。 ほか)
著者等紹介
後藤禎典[ゴトウヨシノリ]
1963年、愛知県生まれ。愛知教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。現在、河合塾グリーンコースおよびCOSMOで、国語科講師を務める
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