出版社内容情報
図解でわかりやすく紹介する「相対性理論」。
1905年に相対性理論を発表して100年、アインシュタイン没後50年という節目の年に物理学の難解な理論をわかりやすく解説する。
好評を博した『
[図解]相対性理論がみるみるわかる本』を判型(軽装版)を変えて再刊行。内容的には前作を踏襲するものの、新たに三鷹市の国立天文台にある「TAMA300」という重力波観測装置の紹介やコラムなども付け加えた。
▼相対性理論には特殊相対性理論と一般相対性理論の二種類があり、2005年は特殊相対性理論が発表されてから100年目となり、またアインシュタイン没後50年という節目の年。記念すべき年に、時間と空間に思いを馳せてみてはいかがか。
▼特殊相対性理論は、「時間と空間を統一した」ことにあるといわれ、両者には密接な関係があり、一つの「時空」としてまとめたことの意義は大きい。本書は、難しい数式はなるべく使わず、読み物として相対性理論を紐解いており、理科系の人だけでなく、文科系の人にも自然科学に親しんでもらえるよう編集されている。慌しい日常から離れ、宇宙の深遠について考えてみてはどうだろう。
●第1章 相対性理論超早分かり
●第2章 特殊相対性理論の世界
●第3章 一般相対性理論の世界
●第4章 相対性理論が解き明かした宇宙の謎
目次
第1章 相対性理論超早分かり(アインシュタイン・ワールドへようこそ!;相対性理論とはどんな理論? ほか)
第2章 特殊相対性理論の世界(特殊相対性理論の「特殊」ってなに?;特殊相対性理論の「相対」ってなに? ほか)
第3章 一般相対性理論の世界(一般相対性理論とはどんなもの?;重力も取り込んだ相対性理論を作れ! ほか)
第4章 相対性理論が解き明かした宇宙の謎(相対性理論から宇宙論へ;アインシュタインが考えた宇宙像 ほか)
著者等紹介
佐藤勝彦[サトウカツヒコ]
1945年、香川県生まれ。京都大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。現在、東京大学大学院理学系研究科教授、ビッグバン宇宙国際研究センター長。理学部長・大学院理学研究科長(2001~2003年)を務める。理学博士。専攻は宇宙論・宇宙物理学。「インフレーション理論」をアメリカのグースと独立に提唱、国際天文学連合宇宙論委員会委員長、日本物理学会会長を務めるなど、その功績は世界的に広く知られる。1989年に井上学術賞、1990年に仁科記念賞受賞。2002年に紫綬褒章受章
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感想・レビュー
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エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
なうなう
わたかつ
馬場貴生
ウサビッチ