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日本が子どもたちに教えなかったこと

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569642765
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0037

出版社内容情報

美しい日本人の心を取り戻すための直言。

戦後日本の教育はどこで間違ったのか。かつての美しい日本人の心を取り戻すには何が必要か。荒廃する日本を立て直すための直言。

日本を深く愛する台湾人論客が自らの子育て体験を交えながら語った教育論。著者は、留学先の日本で学問の道を歩みつつ二人の子どもを育て上げた。台湾当局から「独立主義者」としてマークされ、祖国へ帰ることも許されず、異国の地での子育てだった。パスポートのない人生がいかに厳しいものであるかは、日頃から空気同然に国家の恩恵に浴している者には想像しがたい。しかし、そのような生き方を選択した著者の決意の強さは、子育てに対するブレのない姿勢にも表れている。子どもに最も大きな影響を与えるのは、親の生きる姿勢である。道徳の荒廃、少年犯罪の多発など、教育をめぐる近年の様々な問題は、親が自分の生き方に自信を失っていることと無関係ではない。「勤勉で礼儀正しい」「治安がよい」といった日本や日本人のイメージがもはや過去のものになりつつある現在、日本人がもう一度自信と誇りを取り戻すために何をすべきかを考える書。

●第1章 人間形成は家庭から 
●第2章 学校で何を学ぶのか 
●第3章 責任ある社会をつくるために 
●第4章 子育てと国家 
●終章 強く美しい日本の未来に向けて

内容説明

取り戻せ!日本の誇り、よみがえれ!日本人の美徳。自立した個人、尊厳ある国家をつくるための教育直言。

目次

第1章 人間形成は家庭から(自立と責任について;豊かさと忍耐について)
第2章 学校で何を学ぶのか(学校は学びの場;教師の役割とは ほか)
第3章 責任ある社会を作るために(社会の構成員としての自覚;職業人としての倫理)
第4章 子育てと国家(闘う覚悟があるか;日本人であるということ)
終章 強く美しい日本の未来に向けて

著者等紹介

金美齢[キンビレイ]
JET日本語学校理事長1934年台湾生まれ。1959年留学生として来日、早稲田大学第一文学部英文学科に入学。1964年周英明(現東京理科大学教授)と学生結婚。1971年早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位修了。1975~76年イギリス・ケンブリッジ大学客員研究員。大学院在学時より20年以上にわたり早稲田大学等で講師として英語教育に携わる。1988年4月~2000年3月学校法人柴永国際学園JET日本語学校校長、現在は理事長。2000年5月~2005年2月台湾総統府国策顧問
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パスコ

1
歴史が主題かと思ったけれど、自己啓発よりの教育論て感じでした。金先生らしい毅然としたかっこよさが出てて、これはこれでよかったですよ。2011/03/07

phmchb

0
子育て世代およびこれから子供をもうけようと考えている夫婦に是非読んでもらいたい本です。2013/11/13

msugimo

0
子供に対する最終責任者が親であることを再認識させられた本。今春小学生になる娘が、学校生活を行いながら、人間形成していくことが出来るように、子供との向き合い方を真剣に考え、親としての責務を全うしたい。2013/01/19

天然ゆるゆるパーマ

0
さすが大先生。自分の子育てを唯一の教育成功の論拠とし、あとはろくにデータも示さないで、巷で言われる社会的問題と教育の関係を論じてる。こんなに自分の主張だけで、説得力のない本を一冊書ききるのはある意味尊敬します。ただ、イラクで殺された香田さんの話とか、きちんと調べないで好き放題言うのは真似できんし、それでお金もらってると思うと、腹立ちますね。国民の命より国家が大事って主張も全然納得できん。筆者に言わせれば、僕がそう思うのも、「ゆとり教育」と「自虐史観」のせいなんでしょうね。こんな母親を持たずに僕は幸せです。2012/03/06

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