日本ダービー平成名馬伝説―騎手、調教師、馬主が明かす秘話

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569642758
  • NDC分類 788.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ダービーの息づまる死闘に隠された真実を追う。

競馬の頂点、日本ダービーの魅力とは何か。キングカメハメハ、タンノギムレットなど、平成ダービー馬の「勝利の過程」を追う。

競馬関係者のカレンダーは、5月末を中心にまわっている。毎年6月から新馬戦が始まり、一年間の戦いの末に、5月末のダービーで終わる。競馬関係者の努力や悲喜こもごもは、この最終章のダービーに凝縮されるのだ。

▼他のレースにはない競馬の真髄や人馬の熱いドラマがあるダービーはやはり面白い!

▼本書では、競馬ファンの記憶に新しい、ミホノブルボン、フサイチコンコルド、サニーブライアン、ジャングルポケット、タニノギムレット、キングカメハメハといった平成年間のダービー馬がいかにして勝ったのか、騎手、調教師、馬主などへの取材で明らかになった勝負の真実や秘話をもとに、日本ダービーを勝つまでの道のりをたどった。

▼ただ強いからだけではダービーは勝てない。不思議な力が勝った人馬には働いたのだった!

▼当レースの写真や名騎手、名調教師たちの言葉がつまった日本ダービーの魅力があふれ出る、競馬ファン必読の一冊。

●第1話 日本競馬の概念を覆せ―キングカメハメハ 
●第2話 ターフを駆け抜けた奇跡―フサイチコンコルド 
●第3話 人馬に舞い降りた幸運―サニーブライアン 
●第4話 フジキセキの悪夢を振り払え―ジャングルポケット 
●第5話 安馬がエリートに勝つ―ミホノブルボン 
●第6話 牧場から鍛えて名馬をつくる―タニノギムレット 
●第7話 北の大地で見たダービーの夢―タニノギムレット(カントリー牧場)

内容説明

ミホノブルボンからキングカメハメハまで、その突き抜けた「強さ」に隠された真実とは。

目次

第1話 日本競馬の概念を覆せ―キングカメハメハ 論理の調教師・松田国英と技術の騎手・安藤勝己
第2話 ターフを駆け抜けた奇跡―フサイチコンコルド 競馬の申し子・小林稔調教師の強運人生
第3話 人馬に舞い降りた幸運―サニーブライアン 平成九年春、誰よりも光り輝いた騎手・大西直宏
第4話 フジキセキの悪夢を振り払え―ジャングルポケット 最強の師弟コンビ・渡辺栄調教師と角田晃一騎手
第5話 安馬がエリートに勝つ―ミホノブルボン 名馬をつくりあげた坂路調教と安永司調教助手
第6話 牧場から鍛えて名馬をつくる―タニノギムレット オーナーブリーダー・谷水雄三の三十年と三週間
第7話 北の大地で見たダービーの夢―タニノギムレット(カントリー牧場) 三十年の眠りから覚めた牧場と西山貴司場長

著者等紹介

渡辺敬一郎[ワタナベケイイチロウ]
1936年、千葉県に生まれる。早稲田大学文学部を中退後、競馬評論家の故・大川慶次郎氏に師事し、競馬専門紙「馬」に入社。1963年、大川氏とともに「ダービー」社に入社、「ダービーニュース」の編集長を務める。1966年退社後、執筆活動を開始。1967年「夕刊フジ」の創刊とともに、旅と競馬のページに執筆。1970年代半ばから、20年間以上、「競馬ブック」に“欧州たそがれ競馬”を好評連載。1988年から長期、日本中央競馬会競馬学校の特別講師を務めた。生徒に四位、藤田、後藤騎手らがいる。また競馬以外にも、ヨーロッパ文化の取材を続け、新聞、雑誌などに連載する。日本推理作家協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品