出版社内容情報
古典落語から、ストーリーや掛け声の語感などを子どもが楽しめる作品を厳選。5分でよみきかせができるようにアレンジした小噺集。
古典落語の名作のなかから、子どもでも内容を理解できて楽しめる作品を厳選。5分でよみきかせができるようにストーリーやオチをアレンジした小噺集。
▼ここ最近、教育番組やドラマの題材になるなどし、落語人気が高まっている。本書は、子どもたちにもっと落語の楽しさを知ってもらい、日本語の音感を身につけられるようにと、古典落語をよみきかせ用に短くまとめて紹介している。
▼本書に収録されている話は、古典落語の単なるあらすじやダイジェスト版ではなく、子ども向けに簡潔なストーリーに改変したり、とくにおもしろそうな場面だけを取り上げたり、原作に大幅にアレンジを加えている。そのため、子どもがおもしろく話を聞けるだけでなく、読む大人のほうも、元の話を知っていても知らなくても、楽しく読める。
▼「じゅげむ」「まんじゅうこわい」「あたま山」「さらやしき」など、全部で23話収録。
●じゅげむ
●えんようはく
●まんじゅうこわい
●ごんべえだぬき
●そこつの使者
●てんぐさばき
●すまのうらかぜ
●どうぶつえん
●まわりねこ
●もといぬ ほか
著者等紹介
小佐田定雄[オサダサダオ]
落語作家。1952年、大阪市生まれ。中学生のころから桂米朝師とSF作家・小松左京氏がパーソナリティをつとめていたラジオ大阪の「題名の無い番組」に投稿していたが、成長の後、77年に桂枝雀に新作落語『幽霊の辻』を書く。以来、米朝一門を中心に落語の新作や滅んでいた落語の復活、東京落語の上方化などを手がける。これまでに書いた新作落語は、『貧乏神』『茶漬えんま』『神だのみ』『狐芝居』『マキシム・ド・ゼンザイ』など200席近い。落語に関するエッセイ、時には狂言の台本なども著す
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感想・レビュー
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再び読書
それいゆ
C-biscuit
サン
Akiko Nakayama