出版社内容情報
欧米で急増する新しい会社制度LLCの日本版。
個人や企業がもっと気軽に会社を起こすことができる制度。有限責任の株式会社と組合組織のいいところを融合した日本版LLCの詳細。
2005年は商法(会社法)の大改正が行われる。なかでも新しい会社制度の誕生ということで注目されているのが、LLP/LLCである。LLPとは、Limited Liability Partnershipの略で、「有限責任事業組合」を意味する。LLCとは、Limited Liability Companyの略で、「合同会社」を意味する。一言でいうと、「モノ」をベースにした「株式会社」と、「ヒト」をベースにした「組合」の「いいとこ取り組織」ということ。LLPは法人格をもたないが、LLCは法人格をもつ。
▼アイデアや知識、技術、能力、やる気は十分あるが、資金がないという起業志望者には大きなチャンスとなる。すでにアメリカでは、LLCが約80万社誕生し、全会社数700万社のうち10%強の勢力になるという。日本でもシニア層、女性層、若者層から「個人の専門知識やノウハウを使った専門企業」が生まれてくるはずだ。
●1章 日本版LLP/LLCとは何か
●2章 日本版LLP/LLCにはどんな活用があるのだろう
●3章 なぜ今、日本版LLP/LLCなのか
●4章 日本版LLP/LLCを有効に活用する事業展開
●5章 21世紀の日本を切り拓く
●6章 欧米におけるLLP/LLCを見てみよう
内容説明
株式会社と組合の「いいとこ取り」の新会社制度が誕生。
目次
1章 日本版LLP/LLCとは何か
2章 日本版LLP/LLCにはどんな活用があるのだろう
3章 なぜ今、日本版LLP/LLCなのか
4章 日本版LLP/LLCを有効に活用する事業展開
5章 21世紀の日本を切り拓く
6章 欧米におけるLLP/LLCを見てみよう
著者等紹介
大浦勇三[オオウラユウゾウ]
大浦総合研究所代表。早稲田大学卒業、筑波大学大学院修了。米大手コンサルティング会社アーサー・D・リトル主席コンサルタントを経て現職。主担当領域は、経営改革、経営戦略・情報技術(IT)戦略、ナレッジ&イノベーション・マネジメント、顧客リレーションシップ・マネジメント、サプライチェーン・マネジメント、人材教育/人材育成、メンタリング、プロジェクト&プログラムマネジメント等
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。